ブログ「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。気になるニュースや雑感・着想のメモ等(エントリーへのリンク付きTBかエキサイトブログのみTB可です。)
by zarathustra1883
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生活保護受給者という「エリート」

昨今の私の関心事の一つが社会的セーフティネットの問題である。日本の場合、生活保護が最後のセーフティネットであると言われている。

この制度の利用者の大部分は65歳以上の高齢者であり、そうでなければ障害者などである。障害者でなくても、一家の大黒柱が障害や病気のために働けない世帯が大部分だとされる。実際に働くことができる可能性があるのは2割程度でそのかなりの割合が母子家庭だという。

若く、病気や障害もなく、母子家庭でもない若者がこの制度を利用している場合、その人は相当の「エリート」だと言える。もちろん、「負のエリート」である。この制度を利用するためのハードルは、かなり高く設定されている。単純化すると次のようになろうか。所得が少なく、手持ち金を含め資産を持っておらず、民法上の扶養義務者(家族)からの経済的援助が受けられず、他の制度からの利益も不十分。

普通は本人が失業していても若い人なら家族がある程度養ってくれる。それすらできないような家庭環境だということだ。そうした孤立無援(友人はいるかもしれないが)状態の中で失業。復活は不可能ではないだろうが、かなり困難だろう。こうした若者は生活保護受給者のうちせいぜい5%程度だろうが、それでも5万人以上になる。

さらに、捕捉率の低さを考えれば、やはり生活保護の前の段階で社会への復帰を可能にする前段階のバッファが必要だろう。これほどのバリアを突破するほどの「負のエリート」が、現在の生活保護制度の中で自立に向かう可能性はほとんどないと思われる。
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by zarathustra1883 | 2008-07-03 01:06 | 福祉
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