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ブログ「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。気になるニュースや雑感・着想のメモ等(エントリーへのリンク付きTBかエキサイトブログのみTB可です。)
by zarathustra1883
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構造改革の変質?

予算編成方針に異論続出 自民党・政務調査全体会議
2007年11月27日19時52分

 次の解散・総選挙が取りざたされているためか、与党内では27日、来年度予算の歳出増を求める声が相次いだ。自民党の政務調査会全体会議では、参加した議員たちが「地域格差や社会保障(対策)をしっかりやらないと、総選挙で打撃を受ける」「改革という言葉は選挙向けには色あせた」などと発言。公明党でも公共事業3%削減に異論が出た。

 自民党の会合では、政府の公共事業削減方針に対して「来年は選挙なので、公共事業を出すのが手っ取り早い」。さらに構造改革について「改革という言葉が弱者切り捨て、地方切り捨てのイメージになった」といった批判も。公明党の会合でも、公共事業削減に「現場はかなり困っている。工夫の余地はないのか」といった声が出た。

 自民党会合では、あまりの異論続出に谷垣禎一政調会長が議論を遮り、「どこかに隠れた財源があるかのように言うのは反省してほしい」と苦言を呈した。


「構造改革」という言葉のイメージが変わったのは確かであろう。もともと中身がない言葉だけに、強力にそれに価値付与して発信する主体がなくなると、急速に意味が変質していく。

しかし、かなり無意識的な領域にまでネオリベの観念が普及してしまったことも事実であり、それを払拭する言説や理論、そして実践が必要である。

累進的な課税の強化は、その一つの足がかりになるのではなかろうか。これを再配分のイメージではなく、システムの効率化と結びつけるというのが私が採用しようとする戦略である。
by zarathustra1883 | 2007-12-02 18:18 | 政治ニュース
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