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武力万能主義の心理的基盤
◆メインブログで9条改憲派の共通ロジックを生み出す思考の「磁場」――私がかつて展開していた認識論および形而上学の概念で言えば「意味空間」――としての武力万能主義について指摘した。
ここでは武力万能主義を構成する心理的要因について簡単に解釈を述べておきたい。 彼らは「もし攻められたら」というところから発想がスタートしている。そこから発想が始まって、攻められる前に「武力による威嚇」によって相手の武力行使を抑止する必要がある、という筋の展開になりがち。しかし、そこで「武力さえあれば問題は解決できる」と考えてそこで思考停止する。 現実主義的な護憲派には、もう少し発想に柔軟性がある。最悪の事態に備えて最低限度の実力は必要だとしても、最悪の事態に陥らないようにすることこそ重要だというのが、護憲派的な意見である。 改憲派は頭が硬直化しているので、それを受け入れない。彼らの心理はビビッており、「武力さえあれば大丈夫」と安心したいのだから、その時々の状勢に応じて、どのように対応するかが常に問われるような護憲派的なやり方(多元的なチャンネルで諸々の現実に対処しようとすること)に耐えられるだけの精神的なタフさはないのだろう。 私はそのように評価するし、その他の対応を見ても、この心理要因から解釈できることが多いと見ている。 タカ派的なマッチョな主張は表面上は、「男らしい」「力強い」ものであるかのように聞こえるかもしれない。しかし、実際には、それを主張している人間の方が、「チキン野郎」であることが多い。ビビッて守りに入っているのだ。だから視野が狭く、発想に柔軟性もない。発言にもやたらと決めつけが多い。これらはすべて繋がっている。
by zarathustra1883
| 2007-08-17 02:09
| 今日のひとこと
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