ブログ「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。気になるニュースや雑感・着想のメモ等(エントリーへのリンク付きTBかエキサイトブログのみTB可です。)
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与党は「まともな政策」を掲げることができない?

「まともな政策でも選挙勝てない」 仙谷刷新相、本音?

2010年2月4日21時27分

 「2005年の郵政選挙の後、政策的にまともなことを提起するのでは、なかなか日本の選挙は勝てない、と総括した」。消費税問題が議論された4日の参院決算委員会で、仙谷由人国家戦略・行政刷新相が、こんな「政治論」を披露した。民主党が過去、消費税増税を前提にした年金改革を公約に掲げて選挙に敗れ続けた記憶から、思わず本音が出たようだ。

 増税を迫った自民党の丸山和也氏の質問に答えた。4年間は消費税を上げない方針の鳩山内閣で、仙谷氏は消費税論議をしようと主張する数少ない増税論者。それでも、民主党の政策論が「小泉旋風」に敗れたことなどを引き合いに、「我々は大人にならないと政権に近づけない、と反省した」と述べた。

 丸山氏は「政権をとるためには耳当たりのいいことを言うのが大人だと学び、その通りに成果を上げたのは見事だった」と皮肉った。(五郎丸健一)


asahi.comより。

選挙が政策の選択ではなく、候補者や政党の単なる人気投票になっているため、まともな政策を掲げてしまうと勝てなくなる。人気投票になっているのは、政党が社会に根付いた活動をするのではなく、政府とメディアを利用しながら情報操作を行っていることに大きな原因がある。

政党政治のあり方が深く関わっているのは確かだが、選挙制度が投票率と議席数に大きな乖離を生じるため、「まともでない政策」を掲げて政権党となった政党の政策が容易に実行されることになり、多くの人が不利益を被ることになる。現行の選挙制度の危険性は強調してもし過ぎることはないだろう。


念のため付け加えると、私は増税論者だが基本的に消費税増税論者ではない。
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by zarathustra1883 | 2010-02-08 01:48 | 政治ニュース

最近のワイドショーのネタについて

押尾(お塩)学とか酒井法子の「薬」関係のネタがワイドショーだけでなくニュース番組まで騒がせているようだが、タイミング的に選挙が決まった少し後ってのが胡散臭い。いわゆる無党派層に対して影響があるからだ。政治ネタをワイドショーで流さなくて済ますことによって、彼らの政治(選挙)への関心を低下させ、投票率を下げるという戦略ではないか、と勘繰りたくなる。それによって自公の負け方は相対的に小さくなるだろう。まぁ、民主党が勝ちすぎては困ると考える私の立場からすると必ずしも絶対的に悪いとは言わないが、選挙制度の歪みをこういう更に歪んだ形で調整するとなると、デモクラシーにとって由々しき事態だと言える。

政治家の発言はどんどん右傾化しているし、裁判員制度はプレゼンテーションの「分かりやすさ」が際立っているらしく、法定のあり方が大きく変わったようだが、検察側の方が弁護側よりも組織力がある分だけプレゼンのための準備をする余力があるという話を聞いて、かなり危険なにおいを感じている。いずれにしても明るい未来を展望できる状況ではないことは確かなようだ。
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by zarathustra1883 | 2009-08-10 03:20 | 今日のひとこと

やっぱり選挙は任期満了後か?

<麻生首相>先月13日解散明言 心変わりで公明と亀裂

11月2日2時30分配信 毎日新聞

 小選挙区制が導入されて以来、最大の政治決戦になるはずの08年衆院選が見送られた。その最終局面、2晩にわたった秘密裏の自公党首会談は、麻生太郎首相がいったんは公明党に年内選挙を約束しながら、後に心変わりしたことに伴う亀裂の弥縫(びほう)場面だった。

 麻生首相が追加経済対策を公表した10月30日夕の記者会見を前に「取扱注意」と記された文書が政府・与党の主要人物に配られた。

 「総理記者会見の骨子」として「解散については言及しない」「補正予算は、早急に準備させるが、提出時期や、会期の延長も未定」などと首相発言を予告する内容だった。

 首相発言は実際、この範囲内に収まった。さらに衆院選の際の政治空白を問われると「選挙になったからといって行政がなくなるわけではなく、政治空白が起きるとは考えていない」と答えた。

 首相は自らの解散権が縛られないよう慎重に言葉を選んでいた。会見予告ペーパーの存在は、首相が周囲と協議し、発言内容を綿密に計算していたことをうかがわせるものだ。

 文書の伏線は、会見に先立つ2回の自公党首会談にあったが、首相は北京でのアジア欧州会議に出発する前に、1回目の会談を設定していた。

 「我々の支持母体は簡単に選挙日程を変えるわけにはいかないんです。日程が頻繁に変わるのは困る。選挙協力をやる上でもよく考えていただきたい」

 10月26日夜、グランドプリンスホテル赤坂の一室。公明党の太田昭宏代表は、北側一雄幹事長とともに首相に再考を迫ったが、首相は「国民の多くは今、選挙より景気対策を望んでいると思う」と繰り返し、論議は平行線をたどった。

 28日夜の再会談を求めたのは太田氏だった。「金融サミットに行って日中印3カ国でアジア版ニューディール政策を打ち上げたら格好の選挙対策になる」と食い下がる太田氏に、首相は「やはりこの時期に政治空白は作れない。理解していただきたい」。

 埋まらない溝を前に両者の妥協案として浮上したのが、2次補正の時期をぼかし、選挙による政治空白を否定する会見内容。早期選挙の余地を残すことにほかならなかった。

 太田氏は渋々了承する代わりにこう言った。「総理、約束したじゃないですか」

 負い目があったのは首相の側だ。「解散時期は決めていない」と繰り返していた首相だが、実は違った。10月13日夜、帝国ホテルの会員制バー。極秘に太田氏を呼び出した首相は「総選挙は11月30日投票でお願いしたい」と告げていた。

 ◇大敗予測、解散に足かせ

 麻生太郎首相が公明党の太田昭宏代表に「11月30日衆院選」と明言した10月13日の夜、時間を置いて自民党の古賀誠選対委員長も首相の待つ帝国ホテルのバーに姿を現した。

 首相が「10月末に解散し、11月30日投票でやろうと思う。選挙準備はできてるかな」と胸の内を明かすと、古賀氏は「大丈夫です」と答えた。首相はその日昼、自民党本部で選挙用CMの撮影をすませていた。

 太田氏は翌14日、大阪市内で街頭演説し、雨にぬれながら「激しい衆院選が間近のようでございます。雨が降ろうとどうなろうと、私たちはひるまない」と声を張り上げた。自民党の細田博之幹事長や大島理森国対委員長には10日ごろに首相の意向が伝わっていた。

 首相の考えを承諾した古賀氏だったが、直後にブレーキ役を演じることになる。9月下旬に続いて自民党が実施した追加の選挙情勢調査で「自民党198議席」という衝撃的な予測が届いたためだ。公明党と合算しても衆院の過半数には届かない。古賀氏は「今選挙をやったら負ける」と確信し、首相に近い菅義偉選対副委員長に「総理に選挙を先送りするよう進言してほしい」と要請した。

 後に潮目を変えたと評される10月16日の4者会談は、古賀氏が背後にいる形で実現した。08年度補正予算が成立したその日の夜、首相は東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテルで腹心の中川昭一財務・金融担当相、甘利明行革担当相、さらに菅氏とひそかに会談した。

 甘利氏は「いつやるのが一番いいか、あらゆるデータを分析して冷静に決めてほしい」と慎重な判断を求めた。中川、菅両氏は「政治空白を作るより、景気対策を求める国民が圧倒的に多い。在任期間2カ月半の首相になりますよ」と詰め寄った。首相は「うーん」とうなるだけだった。

 翌17日、首相は党本部で選対職員らと各種世論調査の数字をさらに精査した。数字の厳しさを実感した首相は先送りを決断した。

 ◇役割分担、先送り隠し

 民主党はこの時点で、早期解散を実現するため、法案審議に協力する姿勢を打ち出していた。先送りの首相方針が民主党に伝われば、インド洋での給油活動を延長する新テロ対策特別措置法などの審議に影響が出かねなかった。首相は自民党の細田、大島両氏に「早期に解散があるという言い方を変えるな」と指示した。

 首相の意を受け、細田氏は18日夜、埼玉県川島町での講演で「麻生さんは解散して民意を問うて、勝利を収めて次の政策、景気対策を打ち出していくことが最も望ましいという考えを今のところ持っておられる」と発言。大島氏も同日、青森県八戸市での記者会見で「首相が非常に強い思いを持つ追加経済対策が27日からの週に出る。その時点で明確に方針を示していただけるのではないか」と早期解散を強くにじませた。

 解散について口をぬぐう首相、解散風をあおる幹事長という役割分担は、この時期から定着し始めた。

 民主党は独自のルートで先送りの感触をつかんでいた。10月21日夕、民主党本部での幹部会。山岡賢次国対委員長は「解散は先送りになりそうだ。『審議を引き延ばせ』という声が出るだろうが、国対の方針は当面変えません」との考えを表明した。小沢一郎代表は、黙って聞いていた。

 山岡氏は考えていた。首相が解散の先送りに傾いているにしても、直ちに審議引き延ばしに転じれば、逆に与党側が先送りの口実にしかねない。しかし首相の正式表明に備え、方針転換の種は今からまいておく必要がある--。幹部会での「解散先送りなら審議協力路線は転換」との意思統一を背景に、民主党の国会戦略は軌道修正を始めた。

 ◇2度目の決断またも断念

 自民党総裁選の最中に首相がもくろんでいたのは「10月3日解散、11月2日衆院選」だった。方針がぶれた最初の転機は9月28日。松本純官房副長官らと情勢調査を分析したところ、自公で過半数獲得が微妙という結果。ただ、自民党候補の多くが支持層に浸透していなかったため、首相は「(選挙運動を)もっとやれば伸びるじゃねえか」と口にし、解散を見送った。

 その後、金融・経済情勢のさらなる悪化を受け、首相の心は再び早期解散へと揺れ動く。10月8日には日経平均株価が4年10カ月ぶりに1万円割れ。当時、首相は麻生派議員に「経済状況の悪化は自民党に有利に働く」と語っている。危機の時こそ勝機があると判断した首相は9日、追加経済対策のとりまとめを与党に指示した。

 「11月30日衆院選」はこの延長上にあったが、首相は2度にわたって、選挙を断念したことになる。

 10月27日夜、首相は河村建夫官房長官、細田氏、大島氏、松本氏とホテルオークラの日本料理店で、先送り表明後の国会対策を協議した。大島氏は机の上に紙を広げ、総選挙の時期について「年末年始」「4月、5月」「任期満了」の3パターンを提示した。

 河村氏は29日夜、党内各派閥の領袖に電話を入れ、30日の首相会見について「2次補正予算を提出するかどうかは言わない。解散についても何も言わない」と説明した。

 「これだけ選挙の日程がくるくる変わった経験は初めてだ」と衆院事務局のベテラン職員が振り返る先送り政局は、こうして幕を閉じた。

  ◇

 西田進一郎、田所柳子、仙石恭、野口武則、近藤大介が担当しました。

最終更新:11月2日2時30分
毎日新聞

先月の半ば頃、ニュースはほとんど見ることができずに、身近な動きだけから選挙の感触を書いたエントリーを上げたが、おおよそその感触は正しかったようだ。10月中旬に選挙の先延ばしの方向に大きくシフトした。今のところの予想では任期満了まで、最大限の期間にわたって権力を自民党は保留しておくつもりであるように見える。
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by zarathustra1883 | 2008-11-02 17:46 | 政治ニュース

やっぱり福田は良い首相だった?

補給支援特措法、1年延長案提出へ 成立厳しい情勢

2008年9月3日12時30分

 海上自衛隊のインド洋での給油活動をめぐり、政府は3日午前、来年1月に期限が切れる補給支援特別措置法を1年間単純延長する案を自民党に示した。9月下旬召集の臨時国会に提出するが、衆院解散含みのため成立の見込みは立っていない。

 政府は洋上での活動に加え、アフガニスタン本土への自衛隊派遣の可能性を探ったが、新法で対応する必要があるために断念。8月に就任した自民党の麻生太郎幹事長は別の支援策も検討する考えを示したが、最終的に単純延長に落ち着いた。

 ただ、新首相のもとで迎える臨時国会では、景気対策を盛り込んだ08年度補正予算だけ成立させて年内にも衆院を解散すべきだとの声が強い。その場合、野党の賛成が得られる見通しのない補給支援特措法の延長法案は廃案となる。

 政府は、日米関係の維持や国際貢献の観点から特措法の延長を最重要課題に掲げていたが、福田首相の辞任に伴い、昨年11月に続き海上自衛隊がインド洋から撤収する可能性が強まっている。


以上、asahi.comより。

私はかつても現在も、福田康夫は最近10年間の首相の中では最もマシだという評価だが、自衛隊の海外での活動の抑制という点からも見事にやってくれたと言うほかない。

ただ、福田の良い点の多くは悪い政策をやめたりする消極的な貢献に過ぎず、積極的に良い政策を打ち出したわけではないことには注意が必要だろう。

これから経済が減速していくとネオリベの勢力は勢いを盛り返すと予想される。ネオリベは不況下では最悪の選択肢なのだが、不況下で人気が出る傾向がある。その意味で、福田内閣は下へ降りる階段の踊り場にすぎなかったとも思える。

ただ、自民党にしては「生活者」――これよりは包括的ではなく、経済活動の中での行為者としての特質が強調された「消費者」ではあったが――の視点を取り入れようとしたとは言える点は不十分ではあったにせよ評価したいとは思う。
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by zarathustra1883 | 2008-09-03 22:05 | 政治ニュース

自民党が国会議員定数の削減を狙っている?

衆院の定数300に・自民、国会改革の提言概要

 自民党は5日、今夏までにまとめる国会改革の提言の概要を固めた。衆参両院の事務局の整理・合理化やあまり使っていない資産の売却などが柱。中長期的な課題として、衆院の議員定数を現在の480から300に、参院を242から150に減らすことや衆院の中選挙区制復活なども議論すべきだとした。党改革実行本部(武部勤本部長)が論点を整理し、各党に呼びかける。

 すぐに着手できる改革として掲げた資産売却では、衆参両院の旧事務総長宿舎などが対象。旧宿舎は現在、会議室などに使っているが、稼働率は低いという。同本部の国会改革委員会(佐田玄一郎委員長)が両院保有物件を視察し、売却すべき資産を決める。(08:50)


中選挙区制に戻すのはいいが、定数削減はマイノリティに不利になる。また、既に権力や政治資金を潤沢に持つ議員に有利になり、その結果、憲法改正のハードルを低くしてしまう可能性がある。

最悪のケースは、中選挙区制の導入は見送られて小選挙区制が残った上で、定数が削減になる場合だろう。特に護憲の立場の側にとっては注意が必要な議論だろう。

なお、議員定数削減を世論に認めさせるためには絶好の論理がある。「議員にかかる人件費を減らすことができる」という議論だ。今の世論なら、それに簡単に乗ってしまうだろう。その程度の経費削減を餌につられて、定数削減が実現したら、政治が一層「保守化」することになり、結局、民意とはかけ離れた政策を次々と実行されることによって、一般大衆にとっての利益は遥かに小さな結果がもたらされるのに…。
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by zarathustra1883 | 2008-04-06 23:57 | 政治ニュース

自民党と公明党に楔を打ち込め

asahi.comより。

空港外資規制見送りに公明不快感 「なめているのか」
2008年03月04日20時26分

 公明党は4日の政調全体会議で、空港整備法改正案を了承した。ただ、成田、羽田両空港への外資規制導入が見送られたことに対する批判が噴出。いったん外資規制が盛り込まれた原案を1月末の部会で了承していたことから、出席者から「相談も報告もなく法律をひっくり返す進め方は、与党のパートナーとしていかがなものか」などと不快感が示された。

 外資規制見送りは、一部閣僚や自民党内の反対が背景にあり、「冬柴国土交通相が恥をかかされた」と国交省の対応もやり玉に。斉藤鉄夫政調会長は「公明党をなめているのかという声は非常に強い」として、与党間の法案了承の手続きをきちんと進めるよう自民党側に求める考えを示した。


民主党の相対的なパワーの増大によって、公明党の影響力が相対的に低下している。これを機に公明党と自民党の隙間が大きくなればそれに越したことはない。

これはどちらかというと手続き面での問題だが、政策面でも両党の違いがもっと前面に出るようなテーマを野党はセッティングするべきであり、その中で公明党を野党の側にひきつけるべきである。

もちろん、この場合でも過去のパターンから考えれば、政党としては最終的に自民党との協力関係を重視することになるだろうが、公明党の支持者たちは野党へのシンパシーを強めるだろう。そうやって組織票を切り崩すことが次の選挙ではどうしても必要だ。自民党は公明党の組織票なしには既に立ち行かないのだから。

さて、何がテーマとしてふさわしいか?
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by zarathustra1883 | 2008-03-06 02:09 | 政治ニュース

橋下大阪府知事を撃ち落す?

毎日新聞より。

記者の目:ワイドショー型で知事選圧勝、橋下氏=犬飼直幸(大阪社会部)

 ◇話芸もういい…ビジョン示せ--政治家、言葉の重み必要

 「僕は大阪が大好きで愛している。このままでは破滅です。消滅です。歴史を変えるのは皆さん方だ」。大阪府知事選最終日の1月26日。JR大阪駅前で、タレントで弁護士の橋下徹さん(38)の街頭演説を聴衆約2000人に交じって聞いた。橋下さんは選挙カーの上で、大きく腕を振りながら、激しく動き回って話す。政策も訴えず、具体的な内容はないのに、なぜか聴かせ、見せる。コンサート会場にいるような高揚感だけ残った。

 自民府連推薦、公明府本部支持を受けた橋下さんは翌日の投開票で圧勝。「2万%出ない」と断言しながら出馬に転じたことをきっかけに、私は「橋下さんは、どういう人なのか」と疑問に思い、自分なりの答えを求めてきた。しかし、いまだに見えてこない。

 核武装の容認など過去のテレビでの問題発言について聞かれると、「あれは話芸」とあっさり撤回した。選挙が始まると、笑顔と謙虚な言葉でやたらと好青年ぶりを振りまき、自公支持者の多い場所では直立不動で話した。一方で、若者が相手の演説では、「今までの候補は、じじいばっかり」と乱暴な言葉も使う。

 テレビで鍛えられた橋下さんは、演技巧者だった。橋下陣営幹部は「いくら政策を語れと助言しても、『自分のスタイルでやる』と受け入れない。選挙だから謙虚さを装わせたが、実態は頑固な自信家だ」と明かした。それだけでなく、橋下さん自身が「自分の主張ではなく、来てくれた人が聞きたい話をするのが政治家だ」と、胸を張ることに違和感を覚えた。政治家の基本は「主張」のはずで、橋下さんは奇妙だった。

 私は1年半前に大阪に赴任するまで、政治部で安倍晋三前首相や自民党の野中広務元幹事長らを担当した。タカ派とハト派の違いはあれ、2人とも自分の主張を大切にし、論戦で勝負した。野中氏は政界を引退して5年。今は82歳だが、地方や弱者を痛めつけた小泉改革への批判を続け、自らの主張を貫いている。

 知事選終盤、「政治家は具体的な主張をすべきでは」と質問してみたが、返ってきたのは「短い時間で具体的に話しても、聴衆の頭に残らない。一度試されたらいかがか」という言葉でしかなかった。テレビでは瞬間的に視聴者を楽しませるだけでいい場合もあるだろうが、選挙演説を同様に考えているようだった。

 橋下さんはパフォーマンス型という点で、小泉純一郎元首相と似ている。しかし、小泉元首相には郵政民営化や構造改革など、「小さな政府」路線に基づく信念があった。橋下さんからは、10年、20年先の大阪を見据えたビジョンは出てこない。橋下さんは、05年の郵政選挙の刺客騒動などドラマ性のある「劇場型」選挙というより、メッセージ性の薄い「ワイドショー型」選挙を展開した。

 自公は、次期衆院選への影響もあって、昨年11月の大阪市長選からの民主に対する連敗を阻止するため、橋下さんの知名度になりふり構わず頼った。選挙中、自民党国会議員から「勝てばいいんだ」という声を何回も聞いた。実際は全面支援しながら、表に出ない「政党隠し」も徹底し、橋下さんが正体を見せない「キャラ隠し」との二重偽装で、当選至上主義に徹した。

 狙い通り、橋下さんは大勝した。府民は何を期待したのか。大阪市に住む男子の大学4年生(22)は「良くなるか悪くなるか分からないが、停滞する大阪を一番変えてくれそう」と1票を投じた。リスクは高くても、若さとエネルギーに賭けたのだ。「万馬券を狙わないと、借金5兆円などは立て直せない」という声まであった。

 そして、当選直後に「前言撤回はもうしない」と言った橋下さんが、6日の知事就任を前に早くも公約の撤回を始めている。毎年2300億円の府債発行(借金)を認めない方針だったが、08年度予算が組めない現実が明らかになり、容認へと急転換した。府債の一部は地方交付税が充当されると知ったことなどがあるが、あまりに軽い公約転換と報道陣は指摘した。すると、「あらゆることを知らないと発言できないなら、今までの行政と変わりがない」と、勉強不足を棚に上げて反論する。では、政治家の言葉の重みとは何か。

 いつまで、「話芸」でいくつもりか。現実的な政策を打ち出し、そこに自らの評価をかけるのは当然のことだ。生活を何とかよくしてほしいと1票を投じた府民の姿は、橋下さんの胸の中にはあるのだろうか。それを思わずして、何のために知事を目指したのか。


組織票のベースの上に上記の大学生のような無党派層の票が橋下を勝利に導いた。

小泉と同じと言えば同じだが、首相と知事とは違いもある。知事には大した権限はないのだ。都道府県の事務の8割はかつて機関委任事務だった。今は法定受託事務と自治事務という分類になっているが、実質は何も変わっていない。機関委任事務ということは、要するに中央省庁の一つの部署みたいなもの、ということだ。

それは行動に制約が多いということを意味する。そうした中で大口を叩きたがる性格というのは、果たしてうまくいくかどうか。石原がやっていけるのは東京だからという面も結構ある。大阪は経済などで地盤沈下が激しいと思うので、同じようにはいかない。

ワイドショーのネタになりやすいタイプだから、失言やスキャンダルが出てそこに批判が集まると脆い。その意味では撃ち落しやすいタイプの政治家だといえるだろう。あとは、自民党がどれだけそうしたものの芽を摘めるかにかかっている。
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by zarathustra1883 | 2008-02-08 23:35 | 政治ニュース

橋下氏の大阪府知事選当選について

遅ればせながら一言メモしておく。左派・リベラル一部では、この事件は衝撃をもって受け取られたらしいが、私としてはあまり意外性はなかった。

メディアでざっと見ているだけだと、橋下氏ばかりが露出していた感がある。メディア戦略などもあるだろうが、「個性の問題も大きいらしい」というのが私の現時点での考えである。話題になるか、絵になるか、そういうことがメディアの報道のあり方を規定し、それが人々の反応に影響する。

橋下氏、無党派層の半数獲得 若者票も集める
2008年01月27日23時58分

 朝日新聞社が27日の大阪府知事選で、投票者を対象に行った出口調査によると、初当選した橋下徹氏=自民府連推薦、公明府本部支持=は、無党派層で50%の支持を得たほか、女性から6割近い支持を集めたことが分かった。

 調査は府内90カ所で実施し、4513人から有効回答を得た。政党支持率は、自民が29%、民主が25%と続き、公明が9%、共産が8%だった。

 自民が大敗した昨年7月の参院選大阪選挙区で、出口調査の各党支持率は自民が28%、民主22%、公明10%、共産9%で、無党派層は22%。今回の選挙で政党支持にほとんど変化がなかった。

 今回、投票者全体の25%を占める無党派層では、橋下氏は半数の支持を集め、29%と伸び悩んだ熊谷氏を大きく引き離した。共産党などが推す梅田章二氏は19%だった。

 支持政党ごとの投票先を見ると、自民支持層は81%が橋下氏に投票したのに対し、民主支持層は熊谷氏に70%しか投票しておらず、橋下氏に22%が投票、梅田氏にも8%が流れていた。支援を受けた社民支持層でも48%と半数を割った。橋下氏は、支援を受けた公明の支持層でも96%を固め、梅田氏も共産支持層の81%をまとめた。

 投票の際に重視したのは「候補者個人の魅力」が39%と最も多く、「主張する政策」で選んだ36%を上回り、今回は政党や政策より個人が前面に出る選挙となった。

 「魅力」で選んだ層では橋下氏への投票が72%と突出。21%にとどまった熊谷氏に大差をつけた。「政策」で選んだ層では、橋下氏が37%、熊谷氏が36%と競り合い、梅田氏も26%だった。

 男女別でみると、橋下氏は女性の好感度が高く、57%が橋下氏に投票したと回答、熊谷氏に倍以上の差をつけた。年代別でも、橋下氏はすべての年代でトップで、30代で6割を超え、60代を除く年齢層で5割以上を占めた。熊谷氏が橋下氏を上回ったのは、60代の男性だけだった。

 一方、「8年間の太田府政を評価するか」との質問では、「ある程度評価する」が38%と最も多かったが、「大いに評価する」はわずか3%。逆に「あまり評価しない」(37%)と「全く評価しない」(20%)を合わせると「評価しない」層は過半数を超えた。


記事から読み取れることは以下のようなものだ。

◆無党派層は橋下に流れた。女性票も。
◆橋下は組織票を固めた。
◆熊谷は組織票を固められなかった。
◆熊谷の組織票のうち興味深いのは民主党。22%が橋下に投票。

一点目はメディア選挙であり、小泉時代と同じということ。メディアと政治の関係。
二点目と三点目は政策の問題も絡みそうだが、勝てそうかどうか、といったこととも関係がありそうだ。
四点目は、民主党支持層に「保守主義者」がいることを想起させる。

組織票の土台の上で追い風が吹くと圧勝になる。無党派層による人気投票としての面が強調される傾向が強いが、組織票の有無というのはかなり大きな要素だと思うので、決して見逃してはならないことだと思う。それを忘れて「人気のありそうな候補を!」という声には強い疑問を感じる。




橋本の当選は、小泉の時代と選挙民の発想や判断の基準が変わっていないことを示している。

政策よりも個人の「魅力」、つまり、イメージ先行の人気投票。マスメディアと政治の関係が変わったことは大きいだろうし、はっきり言ってしまえば、政策なんて一般庶民は判断できるだけの力を持ち合わせていないということでもあるし、それをある程度まで前提しても成り立つようなシステムでなければならない(★注)。

(★注)政策の良し悪しを判断するためには、現実を認識するためのデータと法制度への十分な理解と、それらを関係づけるための理論的枠組み(特定の理論を信じることではなく、様々な理論的な枠組みを使いこなす能力)が前提として必要であり、それらを欠いている状態では、十分な判断はできない。

決定的に欠けているのは、現実を認識するためのデータが十分にえられないことである。法制度は知ろうとすれば知ることができるし、理論は、政治や社会問題に対して、強い興味がある人だけが身につけることができる。

ここで言っていることは、ベーシックな「デモクラシー観」「民主主義観」には相反するように見えるかもしれないが、それはそれらの古い理論が「強い個人の仮定」に立っており、その意味で原理主義的な理論であるのに対し、私が述べているのは、それらの原理は承認しつつ、デモクラシーを健全に機能させるためにはどのように考えるべきか、という問題についての道筋を示すためのものである。

良心的な人の中には、私の考え方が民衆を「愚民視している」と思う人がいるかも知れないが、そうではない。デモクラシーの理論では、主権者である人間は誰もが政治に関心が高いことを前提しているのだが、それが現実に合わないと言っているだけだからだ。

つまり、私が提示しているような「人間観」の方が、従来型のデモクラシーが想定している主権者の人間観よりも現実に即したものなのであり、また、その「現実的」な認識は現状追認的なものではなく、解決の方法を模索する上で必要なビジョンなのである。




上記の覚書はかなり前に書いたのだが、その後、ブログ「世に倦む日日」を読んで久しぶりに納得した。以下の部分は共感できる。

有権者である市民大衆は、米国の国民多数と同じように「変革」を求めているのだと思う。政治に変化を渇望している。変化を強く訴えた方が勝つ。


橋下徹はなぜ勝てたのか - 大衆が求める「変革」と「強い個性」
http://critic3.exblog.jp/7996603/

まぁ、「米国の国民多数と同様」ではないとは思うけれども、変革を求めているのはたしかだろう。違うのはアメリカでは恐らく、今までのブッシュ政権でやってきた具体的な政策が続くことに嫌気が差している人が多いのではないかと思うのだが、日本ではそうした基準はさらに曖昧なのではないかと思うからだ。具体的な確証はないが。

ただ、変革というだけでは安倍の「戦後レジームからの脱却」も変革を訴えていたのだから、それだけが唯一の指標ではないはずで、その状況や候補者の個性によって、幾つかの要因が組み合わさって結果が出てくるのは間違いないのだが、この「変革」というのはキーワードの一つであることは間違いないと思う。
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by zarathustra1883 | 2008-02-04 01:54 | 政治ニュース

中選挙区制復活論

★中選挙区制復活論に賛同する。他の小野党もこれを訴えるべきだし、現行制度が抱える「政局の不安定さ」を解消することで、政策を志向するためにも重要なことだと思われる。

「衆院解散、来秋以降望ましい」と公明・太田代表

 公明党の太田代表は7日、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見し、衆院解散・総選挙の時期について「(民主党が混乱している)今やった方がいいとの声もあるが、(来年7月の)北海道洞爺湖サミット以降、成果を出し、来年の秋以降が望ましいという基本的な考え方は変わっていない」と強調した。

 また、衆院の選挙制度に関して、「政策の蓄積が評価されるような制度として、中選挙区制のようなものを実現したい」と述べ、中選挙区制の復活の議論を提起していく考えを示した。

(2007年11月7日23時16分 読売新聞)

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by zarathustra1883 | 2007-11-12 01:19 | 政治ニュース

自民党が地方で選挙対策

自民党は「これからは地方対策を政策に生かす」とか言っているが、グローバル化した財界と一体化してしまっている以上、継続的に十分な対策がとられることはありえない。リップサービス程度と考える方が妥当だろう。

地方からは票と議席だけもらって、財界に貢がれるだけだ。一国レベルでもアメリカに無料ガソリンスタンドや米軍基地などを通して貢いでいるのに、地方在住者は二重に搾取されるワケだ。最悪だね。

こんな口車に乗せられるとでも思ってるとしたら、嘗められたもんだ。しかし、自民党は着々と衆院選の準備を進めており、地方の議席を重視しているということは押さえておくべきだろう。逆に、民主党は都市部に力を入れるというが、それが裏目に出なければいいが。


衆院選へ準備本格化 道内、大地めぐり駆け引きも
(10/17 08:43)

 衆院の早期解散・総選挙の可能性が取りざたされる中、道内でも自民、民主両党の選挙態勢づくりが本格化してきた。十六日には、自民党の古賀誠選挙対策委員長が道内入りして道連役員にゲキを飛ばす一方、民主党北海道は衆院選対策準備室を設置。古賀氏が新党大地の鈴木宗男代表との会談を打ち上げるなど、選挙情勢をめぐる与野党の駆け引きも熱を帯びている。

 古賀氏の来道は選対委員長就任後初めて。七月の参院選惨敗で露呈した支持団体との亀裂修復が主目的で、道内経済界や建設業界の首脳らとの会談では「これからは地方対策を政策に生かす」と格差是正に取り組む姿勢を強調した。

 同じ与党の公明党道本部では「街頭演説で『比例は公明』と言うだけでなく、双方に票が出る取り組みを深める時期だ」とエールを送った。

 これに先立つ道連幹部との会合では、自民党候補が決まっていない四つの道内小選挙区について、年内に候補者を確定するよう要請。記者会見で、新党大地の鈴木代表と「できるだけ早い機会にお会いしたい」と述べ、知事選と参院選で連携した民主党と新党大地の関係にくさびを打つ考えを示した。

 一方、民主党北海道は同日、連合北海道、北海道農民政治力会議と合同で合同選対本部準備室(中沢邦彦準備室長)を設置。札幌市内で開かれた会合では、三者が連携して道内十二小選挙区での全勝を目標に掲げた。

 月内に全総支部に選対委員会などを設置し、いつ解散・総選挙に突入しても対応できる態勢を整える構え。小選挙区で全員当選を果たした場合に備え、十三位以下の比例代表道ブロック単独候補の擁立も積極的に進めていく方針も確認した。

 民主党北海道の佐野法充幹事長は会合後、「今夏の参院選の比例得票は、すべての小選挙区で自民、公明両党を上回った。(全選挙区で)勝てる土台はできた」と自信を示した。
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by zarathustra1883 | 2007-10-18 23:59 | 政治ニュース