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思いやり予算も期限切れ?

北海道新聞より。

思いやり予算の期限切れ迫る 政府に焦り 国会承認めど立たず(03/25 08:02)
 在日米軍基地の従業員給料や光熱水費などを負担する在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)に関する現行協定が、三月末に期限切れとなるのを前に、政府は焦りの色を強めている。新たな特別協定案は民主党などの批判を浴び、国会承認のめどは立っていないためだ。

 藪中三十二外務事務次官は二十四日の記者会見で「日米安保体制に与える意味合いから、早期に承認いただきたい」と強調した。外務省によると、協定が一時空白になっても「給料の支払いなどは先で、すぐには困らない」(関係者)ものの、「長引くとやり繰りできなくなる可能性がある」(同)という。

 現行協定で千四百九億円の日本側負担額は、新協定案では二〇〇八年度は維持するものの、〇九年度以降は四億円削減され千四百五億円となる。また米側の経費の一層の節約努力も盛り込んだ。

 しかし同日の参院予算委員会で民主党の浅尾慶一郎「次の内閣」防衛相は、神奈川県相模原市の米軍家族住宅について「一戸あたり年間三十一万円の電気料金を負担している」と無駄遣いを批判した。

 同党はまだ正式には、新協定への対応を決めていない。在日米軍基地従業員で作る全駐留軍労働組合は新協定案の早期承認を求めているほか、安全保障問題の党内の意見集約がすんでいないためで、同党の対応が決まらないまま、新協定の承認は当分、先送りされそうだ。


ガソリン税ばかりが注目されるが、こちらはどう転ぶか要注目だな。

連想なんだが、「思いやり予算」のような不当な外国援助をやめるには、こういう内政上の問題を理由にするのは悪くない。
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by zarathustra1883 | 2008-03-29 22:42 | 政治ニュース

イージス艦、思いやり予算、次世代戦闘機

最新イージス艦完成 6隻目、海自へ引き渡し(03/13 12:35)

 海上自衛隊の新型イージス艦あしがら(7、750トン、由岐中一生艦長ら約300人乗り組み)が完成し13日、長崎市の三菱重工業長崎造船所で引き渡し式が行われた。配備先は長崎県の佐世保基地。海自のイージス艦はこれで6隻となった。

 式で赤星慶治・海自佐世保地方総監は「初代艦員として、よき伝統をつくってほしい」と乗組員に訓示。式後は佐世保基地への出航準備が進められた。

 建造費は約1400億円。2月に千葉県・野島崎沖で漁船と衝突事故を起こした「あたご」と同型で、艦載する哨戒ヘリコプター1機の格納庫が設けられている。

 2005年4月に三菱重工長崎造船所で建造が始まり、06年8月に進水後、船内の整備や武器装着などの作業が行われていた。


北海道新聞より。ちょっと前の記事だが、記録しておく。

1400億円ねぇ。これで何年使えるんだろうねぇ。というか、「出番」なんてあるのかねぇ。

まぁ、いろいろ思うところはある。

道路より防衛予算の方がよほど無意味だと思うんだが、世間は「道路たたき」に躍起だな。私は防衛予算から目を離さないようにしたい。

思いやり予算:米軍基地従業員の2割強、娯楽施設など従事

 在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)で日本政府が人件費を負担している米軍基地従業員約2万5000人のうち2割強が、バーやゴルフ場といった基地内の娯楽施設や飲食サービスなどを提供する職種に従事していることが13日、防衛省の資料で明らかになった。

 防衛省が13日の民主党外務防衛部門会議に提出した資料によると、06年12月末現在で基地従業員は2万4537人。このうち米軍による直接雇用ではなく、米軍が基地内への設置を認めた売店や娯楽施設、福利厚生施設などの「諸機関」に勤める従業員は5568人だった。

 人数が多いのは、飲食店で食事の提供や会計処理をするカウンター・アテンダント715人▽コック456人--など。バーテンダーなどバー関係93人▽ゴルフコース整備員などゴルフ場関係52人▽ボウリング場関係29人--と、より娯楽性の強い職種も目立つ

 娯楽関係の雇用について、民主党の会議では「道路特定財源(の無駄遣い)よりひどい」と反発が噴出。同党の鉢呂吉雄「次の内閣」外務担当は「(娯楽関係の)人件費は米国がまかなうべきだ」と指摘した。

 思いやり予算を支出する根拠となる特別協定は今月末に期限が切れるため、新たな協定の承認案が今国会に提出されている。民主党は「このままでは賛成できない」(政調幹部)として、経費負担の詳細を精査した上で賛否を判断する構えだ。

 思いやり予算は78年度から、日米地位協定で義務付けられる土地の借地料などと別に従業員労務費の一部などを負担したのが始まり。87年度から特別協定を結び、その後、光熱水費や訓練移転費も負担するようになった。08年度予算案には2083億円が計上され、このうち従業員の人件費は1463億円。

【上野央絵、田中成之】

毎日新聞 2008年3月14日 2時30分


思いやり予算の中身について認識しておくべきことは多い。こんな「貢物」はやめるべきだな。


米次世代戦闘機計画、4兆円予算オーバー・米政府監査院が報告
2008年03月12日 14:12 発信地:ワシントンD.C./米国

【3月12日 AFP】米議会の独立監査機関、政府監査院(Government Accountability Office、GAO)は11日、米主導で次世代主力戦闘機を開発する統合攻撃戦闘機(Joint Strike Fighter、JSF)計画についての報告書を発表し、開発スケジュールに遅れが出ている上、開発費用も当初の計画を大幅に超える可能性があると指摘した。

 報告書によると、国防省の3つの部署が「計画の公式な開発費用見積は、実際の費用よりも最大で380億ドル(約4兆円)も過小で、開発スケジュールもさらに12-27か月遅れる見通し」としている。

 JSFは米国の海・空軍および海兵隊、英国、カナダなどの米国の同盟国が使用する予定のステルス性の高い超音速戦闘機。海兵隊と英国で採用する予定の機体は垂直離着陸能力がある。同計画には米国のほか、英国、オーストラリア、カナダ、オランダなどが参加している。

 米国防省は、2400機の調達を計画しており、米国以外の国も合計で2000-3500機購入する可能性がある。米国防省は2001年、米航空宇宙機器大手ロッキード・マーチン(Lockheed Martin)をJSFの発注先に選定していた。(c)AFP


金がかかるようになると、日本にも買わせたり金を出させようという動きが出てきかねないので、要警戒か?


【追記】

asahi.comより。

米軍住宅建設費、1戸4800万円 30年5459億円
2008年03月19日17時47分

 在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)で、約30年間に米軍の家族住宅1万1295戸(建設中も含む)を5459億円(予算額)で建設していたことが18日の衆院本会議で明らかになった。基地内のため土地代は含まれていないが、単純計算すると建設費だけで1戸当たり平均約4800万円かかったことになる。

 近藤昭一(民主)、照屋寛徳(社民)両氏の質問に、高村外相と石破防衛相が答えた。

 政府の資料によると、建設費が特に割高なのは神奈川県逗子市の「池子住宅地区及び海軍補助施設」で、79年~07年に854戸を666億円(予算額)で建設。1戸当たり約7800万円になる。家族住宅の標準間取りは床面積約137~157平方メートルだという。

 こうした「豪華住宅」の妥当性を問われた高村氏は「日米地位協定の範囲内で米側の希望を聴取するとともに、日米安全保障条約の目的達成との関係、財政負担との関係などを総合的に勘案のうえ、わが国の自主的判断により適切に措置しており、支出は妥当」と答えた。


米兵に「住んでいただく」ために毎年の予算から支出されることには納得できないものがある。あまり使われない道路や駐車場ならば、商業施設の布置が変わることで大幅に利用が増えることがありうる。実際、私の地元で大きなショッピングセンターができたら、それ以前はほとんど車が走っていなかった道路の利用率が異様に高まったという事例がある。ネットワークの組み換えが起こったのだ。だから、私は「今まで使われていない」というだけで、公共投資を「無駄だ」と性急に判断することには反対である。しかし、この支出は「正当」と言える余地はほとんどないだろう。そもそも「思いやり予算」自体の正当性が怪しいのだから尚更だ。
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by zarathustra1883 | 2008-03-17 23:22 | 軍事・防衛

思いやり予算について

「思いやり予算」についてのわかりやすい解説記事なので、記録する。

そもそも、在日米軍は日本の防衛をしているわけでもないのに、他国にいる米軍よりもはるかに多くの財政支出を強いることは、明らかに不当である。

日本から米軍を追い出すとどうなるかシミュレーションをすることは必要だろう。

例えば、中国や韓国に米軍が駐留することになるだろうか?それとも日本という拠点を失って南アジアから東アジアにかけての米軍の軍事的プレゼンスが劇的に下がるだろうか?あるいは、それ以外の選択肢があるだろうか?いずれになるかによって、日本の外交において「基地カード」が持つ意味は大きく変わってくる。

2007年11月14日(水)「しんぶん赤旗」

「思いやり」予算 矛盾が激化
(米) “払って当然”
(日) 国民の目厳しく


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 十六日に予定されている日米首脳会談を前に、来年三月に期限切れとなる在日米軍駐留経費の「思いやり」予算特別協定をめぐって、日米間および国民との矛盾が激化しています。(竹下岳)

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 「思いやり」予算として日本政府が負担しているのは、(1)基地建設費(2)日本人従業員の人件費(福利費など)(3)光熱水費(4)「訓練移転」費―です。これらは在日米軍の特権を定めた日米地位協定上も負担する義務がありませんが、政府は(1)(2)について「地位協定の枠内」と強弁。(3)(4)および人件費(基本給や諸手当)は、「地位協定上、負担できない」との立場を繰り返していたにもかかわらず、一九九一年度から「特別協定」で負担しています。

交渉は大詰め

 今年度予算で計上された「思いやり」予算は二千百七十三億円で、このうち特別協定分は千四百九億円です。

 来年一月の新協定締結に向けた交渉は大詰めを迎えていますが、政府の財政制度審議会は、「思いやり」予算の大幅な見直しを要求。これに基づいて、日本政府は光熱水費と人件費の削減を求めています。

 しかし、米側は光熱水費の大幅な増額を要求。「新協定最大の難関」(交渉担当者)となっています。光熱水費については、米兵が住宅のエアコンをつけたまま一時帰国するなど、電気・ガスの「使い放題」といった不明朗な実態が問題視されていました。このため、二〇〇一年度以降は引き下げざるをえなくなっていました。

 一方、人件費について日本側は百億円以上の削減を計画しています。具体的には、基地従業員の基本給に10%をかけて上乗せする「格差給」や語学手当、退職手当などを廃止する方針です。「米側が困ることはない」(前出の担当者)ため交渉では問題になっていません。

 しかし、基地従業員は猛反発。全日本駐留軍労組(全駐労)は十六日に防衛省と最終団交を行い、決裂した場合は二十日以降に時限ストライキを決行するかまえです。

 このような矛盾の背景には、庶民増税や社会保障の連続改悪で財政に対する国民の目が厳しくなり、いつまでも米軍「思いやり」予算だけを聖域扱いできなくなった日本側の事情があります。

総額の52%強

 一方、米側は「思いやり」予算を日米同盟強化の「戦略的責任」と位置づけ、“払って当然”という態度です。イラク・アフガニスタン戦争の長期化による戦費増大という事情もあります。

 米国防総省の「共同防衛への同盟国の貢献度報告」(〇四年版)によると、〇二年度に日本が負担した米軍駐留経費の負担額は、米国の主要同盟国二十七カ国の負担総額の52%強を占めます。

 日本政府は小手先の削減策ではなく、まず、世界でも異常な米軍への財政支援を根本的に改めるべきです。

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「思いやり」予算 ベトナム戦争による財政悪化に苦しむ米軍を支えるため、一九七八年度に始まりました。当初は労務費の一部(約六十二億円)だけでしたが、一九九〇年代には二千七百億円を超える水準になりました。二〇〇七年度までの累計は五兆円超に達しています。第二の「思いやり」予算であるSACO(沖縄に関する日米特別行動委員会)関連経費や、総額三兆円の在日米軍再編経費を含めると、負担はさらに膨らみます。

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by zarathustra1883 | 2007-11-19 00:53 | 軍事・防衛