ブログ「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。気になるニュースや雑感・着想のメモ等(エントリーへのリンク付きTBかエキサイトブログのみTB可です。)
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先日の日朝協議についての覚書

★完全に「米朝」のペースで進みつつあるようだ。2,3のコメントを。

「経済協力による一括解決方式」というやり方をしたがゆえに、今、各国から非難されているのではないか?失敗に学んでいないとすれば、バカである。

「核問題での成果を急ぐ米国が再調査を「拉致問題の進展」と見なし、テロ支援国家指定の解除を急ぐ可能性もある」とあるが、間違いなくそう扱われるだろ。米朝関係に大きな変化がなければ。

asahi.comより。

「過去の清算」対応表明 日朝協議
2007年09月06日03時05分

 ウランバートルで5日始まった6者協議の日朝国交正常化作業部会で、日本側は北朝鮮が強く求める「過去の清算」について誠実に対応する意思を表明した。米朝関係の改善が影響し、初日の日朝部会は険悪な空気に包まれることなく終わった。日本政府は最終日の6日、北朝鮮から拉致被害者の調査再開など具体的な行動を引き出したい考えだ。

 双方は初日に国交正常化、2日目に拉致問題を扱うことで合意し、初日は約3時間半協議した。北朝鮮側の「拉致ばかり取り上げて6者協議の枠組みを壊そうとしている」との主張に日本が配慮し、3月のハノイでの日朝部会とは議題の順番を入れ替えた。

 美根慶樹・国交正常化交渉担当大使は協議後、記者団に「明日が拉致に関する話し合いなので、それを待つ必要がある。現在は明確に説明できる段階ではない」と述べるにとどめた。関係筋によれば、北朝鮮側は日本の姿勢を評価。在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)に対する一連の捜査の問題に言及したが、「これ以上問題を悪化させない姿勢」(北朝鮮筋)を示した。日本側は過去の清算問題で「経済協力による一括解決方式」を提案。北朝鮮側は個別の補償も必要との姿勢を崩さなかったが、「日本の立場に対する認識を深めた」とも語ったという。

 日本側は拉致問題での行動を促すため、北朝鮮への水害支援を経済制裁の例外として実施することを検討している。日本の支援や、北朝鮮による拉致被害者の調査再開が表明されるかどうかが6日の協議の焦点になる。

 北朝鮮が再調査に応じた場合、日本にとって一定の成果となりうる。だが、核問題での成果を急ぐ米国が再調査を「拉致問題の進展」と見なし、テロ支援国家指定の解除を急ぐ可能性もある。

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by zarathustra1883 | 2007-09-10 02:32 | 朝鮮半島

「法律に則って」の次は「単純ミス」かよ!?

すでにメインブログでは、安倍内閣は改造をしても何も反省していないということを指摘した。今回はその続き。

以前、安倍は佐田元行革相はあっさり切った後も、次々と出てくる「政治とカネ」の問題に対して「法律に則って」適切に処理しているとして突っぱねてきた。改造後は早速、遠藤前農水相が辞任に追い込まれた訳だが、それ以後も続く「政治とカネ」の指摘に対して(先日の麻生幹事長や与謝野官房長官との会食後からだと思うが)、またもやワンパターンの対応が目立ってきた。曰く、「事務的な単純ミス」だという。

単純ミスである場合、単に「単純ミスだ」と口先で言うだけでは証明にならず、事実関係を明らかにして書類の記載だけがおかしかったことを示さなければならないのではないか?果たしてかれらはそれを行うだろうか?行っているだろうか?

以下、asahi.comより。

自民二階派、パーティー収入で記載漏れ 川崎元厚労相も

2007年09月07日19時06分

 自民党二階派(会長・二階俊博総務会長)の政治団体「新しい波」は7日、05年に開いた政治資金パーティーの収入に記載漏れがあったとして、同年の政治資金収支報告の訂正を総務省に届け出た。会計責任者の泉国家公安委員長は閣議後の記者会見で記載漏れの事実を認め、「責任は私自身にあると思っております」と述べ、二階総務会長も「事務的にミスがあった」と説明した。

 二階派事務所によると、都内の政治団体「新政治問題研究会」(06年に解散)など2団体がパーティー3回計318万円分を購入したが、「新しい波」の収支報告書には団体名などを記載していなかった。政治資金規正法は20万円超のパーティー券収入について、購入者を報告書に記載するよう定めている。06年の収支報告でもパーティー収入を実際より24万円分少なく記載しており、総務省に訂正を申し出た。

 また、川崎二郎元厚労相の資金管理団体「白鳳会」の04年の収支報告についても、同研究会によるパーティー券購入60万円分が記載漏れになっていた。川崎氏の事務所は「詳細が確認できしだい、総務省に訂正を届け出る」と話している。


小泉昭男議員、貸付金3300万円記載漏れ 「単純ミス」

2007年09月07日20時03分

 小泉昭男・財務政務官(参院神奈川選挙区)は7日、04年の資産等報告書に自らが代表を務める「自民党神奈川県参議院選挙区第2支部」に対する貸付金3300万円を記載していなかったとして、参院に訂正を届け出た。小泉氏の事務所は「単純なミス」としている。

 事務所によると、資産等報告書の貸付金の欄には「該当なし」と記載していたという。政党支部の政治資金収支報告書には借入金の記載があり、事務所側のチェックで誤りに気付いたという。


鴨下環境相、通帳の写しを公開 記載ミス強調 

2007年09月08日01時53分

 鴨下環境相の資金管理団体の政治資金収支報告書に、借入金額の記載の食い違いがあった問題で、鴨下氏は7日の閣議後の記者会見で、個人の預金通帳の写しを公開し、記載ミスだったと改めて強調した。鴨下氏の事務所は同日、関連する収支報告書などの訂正を終えたと明らかにした。

 この問題で鴨下氏は、96年の資金管理団体の自らからの借入金が、当時は200万円としていたのに、後に1000万円と記載されていることについて、200万円が正しく、1000万円の記載は「事務的なミス」としていた。

 公開した写しには96年5月23日に200万円を引き出した記録があり、鴨下氏は「96年はこれ以外に200万円以上を引き出した形跡はない。1000万円は誤解に基づいた記載で、200万円と確認した」と話した。ただ、資金管理団体側に200万円を入金した証拠などは示しておらず、流れは依然明確ではない

宮路元副大臣、領収書添付漏れ 二重計上も

2007年09月08日02時26分

 元厚生労働副大臣で自民党鹿児島県連会長の宮路和明衆院議員(鹿児島3区)が、05年の総選挙に使った費用を掲載した「選挙運動費用収支報告書」で18件約586万円分の支出について、提出しなければならない領収書を添付していなかったことが7日わかった。さらに、うち約540万円を、宮路氏が代表を務める「自民党鹿児島県第3選挙区支部」の支出に二重計上していた。県選管が指摘し、事務所側は同日、報告書を訂正した。

 宮路氏の事務所によると、二重計上した約540万円を選挙運動費用から差し引く訂正をし、約586万円との差額に当たる約46万円分の領収書を新たに提出したという。

 宮路事務所の安庭徹所長は「個人の選挙運動と支部の政治資金を整理しないで報告した。こちらの勘違い。今後は適正に整理して、こういうことがないように努めたい」と話している。


人間のやることだから間違いはあるだろう。しかし、公金に対してここまでルーズでいいものだろうか?単に口先だけの説明ではなく、事実関係を十分に明らかにする必要がある。
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by zarathustra1883 | 2007-09-10 01:54 | 政治ニュース

安倍による北朝鮮外交の失敗が表面化しつつある?

安倍による北朝鮮外交は確実に失敗に向かっている、というのが現時点での情勢のようだ。

「外交の安倍」という言葉があるが(この言葉は父の晋太郎の時代に使われていたものらしい)、これは今となっては「外交も無能で失敗する安倍」という意味でしか言えないだろう。

国内から見れば「バカ派」であり、国外から見れば「鴨派」

そんな外交でいいのだろうか?

日朝の遅れ、米中韓懸念 6者協議作業部会
2007年09月05日06時00分

 6者協議の日朝国交正常化作業部会が5日からモンゴルのウランバートルで始まる。原則論を述べ合っただけで決裂した3月のハノイでの会合から半年。拉致や過去の清算問題で実質的な協議に入れるかどうかが焦点となる。

 北朝鮮の核問題をめぐる6者協議の中に設けられた五つの作業部会のうち、日朝作業部会の遅れが際立っている。ジュネーブで2日まで開かれた米朝作業部会ではかなりの進展があったとみられ、米朝が全体を引っ張る形で6者協議は進む。他の参加国からは「日本だけが自らの主張にこだわることは難しくなる」との声も出ている。

 関係筋によれば、北朝鮮は米朝部会で、核施設の無能力化と非核化の申告について8月の非核化作業部会よりさらに突っ込んだ提案をした。米朝ともに北朝鮮の核施設の「年内無能力化」で合意したことを認めた。

 さらに朝鮮中央通信は3日、期限を明示しなかったものの、米国がテロ支援国家指定から北朝鮮をはずすことになったと報じた。日本は拉致問題の解決前の指定解除には反対している。米側は現時点での指定解除は否定しているが、北朝鮮が前向きな行動をとり続ければ現実味を帯びてくる。ヒル米国務次官補は4日、「非核化に向けて(北が)どう対応するかだ」と語った。(←Zarathustraの注;裏を返せば、日本はほとんど関係ないってことでもある。)

 核問題をめぐる協議が順調に続くなか、他の参加国からは日本の「孤立化」と6者協議への影響を懸念する声が出ている。7月の6者協議首席級会合では「休憩時間中、米朝など関係国が活発に歓談していたが、日本代表団だけ席に座って書類に目を通していた」(韓国政府関係者)。

 米中韓は日朝双方に対し、水面下で妥協点を探るよう働きかけ始めた。6者協議の進展には、日本も加わった大規模な経済支援が不可欠との立場からだ。

 米国は北朝鮮に「拉致被害者に対する調査再開」を打診。韓国は最近、日本政府に「第三者による遺骨の鑑定など、具体的な提案を北朝鮮に働きかけたらどうか」と非公式に持ちかけた。中国も「このままでは日本だけがバスに乗り遅れる」と日本側に伝えた。

 一方、北朝鮮は攻勢を強めている。北朝鮮高官は最近、「日本との関係をどうするつもりなのか」と訪ねた韓国政府関係者に対し、こう答えた。「朝米関係が改善しているのに、日本がついてこないと思うか」 (Zarathustraの注;従米一辺倒の外交を続けるということは、他国がアメリカと交渉さえできれば日本の行動は頭越しに決定されてしまうということでもある。従米派・媚米派はそのことについてどう考えるのか?)

 ある協議関係者は「北朝鮮は形式的に拉致被害者の調査再開だけ応じて米韓に理解を求め、日本に譲歩を迫る恐れがある」と指摘する。

 ●日本「戦術面では選択肢」

 安倍首相は4日、官邸を訪れた日本政府代表の美根慶樹・日朝国交正常化交渉担当大使に「拉致問題は極めて重要な問題なので、前進するよう全力を尽くしてもらいたい」と指示した。

 一方、北朝鮮代表を務める宋日昊(ソン・イルホ)・朝日国交正常化交渉担当大使は4日、経由地の北京空港で記者団に「協議は6カ月ぶりに開かれるので、一定の期待感を持っている」と語った。

 拉致問題の解決を政権の最重要課題に掲げる安倍首相だが、「最近、首相の言葉に変化がみられる」(日朝関係筋)と指摘する声もある。

 作業部会開催が正式発表された8月28日、首相は「拉致問題、核問題を解決し、不幸な過去の清算をして日朝の国交正常化を行っていく」と記者団に発言。北朝鮮が重視する「過去の清算」にあえて言及したことに、北朝鮮の宋大使が「評価する」と好意的な反応を示した。

 年内に北朝鮮のすべての核施設を無能力化することで合意した、米朝作業部会の結果が、日朝協議を後押しするとの期待感もある。ヒル氏は「日朝も成功すると信じる理由がある」と明言した。

 次回の6者協議全体会合では北朝鮮へのエネルギー支援も焦点になるが日本は拉致問題の「進展」を条件としており、参加は当面先送りされる見通し。一方で、豪雨で深刻な水害被害を受けた北朝鮮への人道支援については、与謝野官房長官が4日の記者会見で拉致問題などとは切り離して検討する考えを示唆した。

 政府関係者は「基本方針は変わらないが、戦術面では選択肢はいろいろある」。6者協議の枠組みを維持するためには、日本政府としても、ある程度歩調を合わせる必要があるとの考えからだ。

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by zarathustra1883 | 2007-09-06 00:11 | 朝鮮半島

安倍晋三の隠し子疑惑とメディアの動向について(メモ)

以下、ゲンダイネットより。

2007年08月16日 掲載

安倍 愛人報道の真偽

 これが本当なら内閣改造どころか、政権崩壊を招くゴシップが永田町を駆け巡っている。「安倍首相に隠し子」――この仰天情報の真偽について、きょう16日発売の週刊ポストが追跡している。すでに永田町では相手の女性の個人情報が飛び交っているという。そのひとりが、父親の秘書官時代に銀座のクラブで知り合い、今は博多の中洲でクラブを開いている40代のママ……関係者は否定しているのだが。


現代のこの扱いの小ささから判断すると、今のところゴシップどまりなのだろう。

しかし、ついに閣僚ではなく、安倍晋三「本体」にマスコミからの攻撃の手が回ったということに注目したい。

なお、あまり言われることがないが、安倍が朝日新聞社を名指しで攻撃し、法的手段にまで訴えたことは、先の参院選では、もともと民主党よりの論調だった朝日新聞を、さらに明確に民主党の味方に引き入れる効果をもたらした。攻撃すれば反撃がある。当然のことだ。

もともと朝日の紙面は民主党と近い論調だったから、あまり気づれていないのだろう。ネトウヨなどの間では朝日は反日で左翼ということになってるらしいが、基本的には民主党と同じ位の範囲内の論調――私の定義では「保守」のカテゴリーに入ることが多い――であると見るのが妥当なところだろう。(小泉政権時にネオリベに乗ってしまったのもそのように見れば全く不自然ではないのである。)

ネトウヨらがそのあたりに気づけないのは、「自分の気に入らないものはすべて敵側に位置づけて一律に排除しようとする」傾向があることによるところが大きい。異質なものに耐えられないのは弱さである。「非自民」を応援する側にも気づかれにくかったのは、彼らにとってある程度都合が良い状態だったからであろう。負けられない戦いであったが故に必死であり、足元を省みるという状況ではなかった、ということもあるかもしれない。
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by zarathustra1883 | 2007-08-17 23:21 | 政治ニュース

政府による外国向けプロパガンダ放送の動機

★毎回素晴らしいエントリーを上げておられるヤメ蚊さんのブログより。

「政府によるプロパガンダ放送開始への動機は何か?~外国人向け国際テレビ放送の要否」
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/d92f34310c3b35819b068be52be98cde

「まずは、そもそも、なぜ、いまになって、政府が外国人向けのプロパガンダ放送をしようという気になったのか?それは、明らかに、慰安婦問題などのように歴史を改ざんしたいという安倍・中川らの意向が反映している。」

ここがポイント。
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by zarathustra1883 | 2007-08-09 02:30 | 政治ニュース

安倍辞任包囲網?

「辞任要求包囲網」が自民党内でどの程度広がっているのか、大変興味深い。自民党が、まだまともな政党としての内容が残っているかどうかを測るひとつのバロメーターだろう。

逢沢一郎議員のコメント「首相が続けたいという以上、結果責任の総括と新機軸をどう出すかのメッセージがないと、求心力が保てない」というのは、妥当なところだろう。しかし、赤城農水相の絆創膏や事務所費のせいで負けたことにしてしまおうとしている以上、安倍は本質的には総括も新機軸も出しようがないだろう。少なくとも方向転換はできないはずだし、安倍という人間のこれまでの言動から見て、方向を変えようなどとは思っていないと思われる。今までの路線を少しソフトにして一時的に目先を変えた形で進めていくことになるだろう

(それがどれだけ衆目から見てバレバレかという度合いによって、支持率の下がり具合が決まってくるだろう。誰が見てもバレバレというレベルなら17%前後まではアッサリ下がりうるだろう。そうでなければ30%くらいまでは持ち直すかもしれない。内閣改造の少し後の時点で。)

また、次の内閣改造と自民党の人事が事実上、安倍内閣の運命を決める側面があるが、既にポスト安倍は麻生という談合はなされているものと思われるし、「9条改憲」を含む政策の協定はなされているのではないだろうか。そして、安倍がダメになったら麻生が出てくるというつもりだろう。基本的な路線は変えずに。

しかし、私が自民党の中にいたら、どう考えても相対的にリベラルな首相を据えて民主党の「生活第一」路線を潰すところだがね。それをしなければ、小沢が党首でいる限り、民主党は自民党との違いをかなりの程度まで出せることになるだろう。しかし、誰もが気づいているであろう、こんな程度のこともできないほどに自民党は人材が枯渇しており、柔軟性を欠いているということなのだろう。安部のようなテイノウを頭に据えた時点で、それはわかっていたことではあるが。

以下、日刊スポーツより。

安倍首相ぼう然、面前で「やめろ」発言

 7日召集された第167臨時国会は、初日から波乱の幕開けとなった。自民党代議士会で、中谷元・元防衛庁長官(49)ら3人の閣僚経験者が、安倍晋三首相(52)の目の前で突然、辞任要求を切り出した。「総理が身を引かなければ荒波は乗り切れない」「観客は、ホームランを打たれた投手の交代を求めている」。身内の辞めろコールを、ぼうぜんとした様子で聞いた安倍首相の視線は宙を泳ぎ、さすがにショックを隠せなかった。

 参院選で初当選した新人議員を紹介する両院議員総会の後、始まった代議士会の空気を一変させたのは、中谷氏の発言だった。「総理は責任を痛感していると言うが、自民党の政策を有権者に理解してもらえる態勢をつくるため、この際、いったん身を引くことで抜本的にやり直すべきだ」と退陣を求めた。

 わずか50センチ横に、安倍首相が座っていた。首相は顔を上げなかった。中谷氏も首相の顔を見ず「抜本的な議論がないと、荒波は乗り切れない」と続けた。抜本的議論とは、退陣。代議士会で、本人を前にした退陣要求は前代未聞だ。

 小坂憲次前文科相(61)と石破茂元防衛庁長官(50)も続いた。小坂氏は「この選挙は、安倍と小沢のピッチャー同士の投手戦。観客(有権者)は、ホームランを打たれた投手の交代を求めている。自ら続投を求めるのではなく、監督に意見を聞くべきだ」と強調。メディアで退陣要求を繰り返す石破氏も「何を反省しどう改めるか、はっきりさせるべき」とただした。

 本会議の開会時間が迫り、会はそのまま終了した。中谷氏は「意見がないまま会が終わりそうな雰囲気で、ここで言わなければと思った。総理が辞める形で責任を取らないと、党の方向性を決めるための議論は始まらない」と話した。

 安倍首相は両院議員総会で「職を辞せよという声があるのは承知しているが、改革を進めることで責任を果たさなければ」と、続投への理解を求めていた。さすがにこたえたのか、部屋を出る際は肩を落とし、うつろな目で廊下を歩いて行った。7日夜、「厳しい意見も受け止めないといけないが、私の判断が間違っていなかったと思ってもらえるよう頑張る」と強調したが、辞任要求包囲網はじわじわ広がっている。

 同党はこの日、衆院比例代表ブロックごとに参院選敗因分析の意見聴取を始めたが、厳しい意見が続出。逢沢一郎衆院議運委員長(53)は「首相が続けたいという以上、結果責任の総括と新機軸をどう出すかのメッセージがないと、求心力が保てない」と話した。

[2007年8月8日7時32分 紙面から]



こちらは辞任というよりは、とりあえず「政策転換」ではあるが、興味深い動きではある。

非安倍陣営、集結の動き=政策転換求め3派横断-自民

8月9日1時4分配信 時事通信

 自民党の小坂憲次前文部科学相、園田博之元官房副長官ら津島、山崎、谷垣各派の議員6人が8日、安倍晋三首相に政策転換を求めるため、派閥横断の政策勉強会を発足させることを決めた。小坂氏は首相の退陣を公然と求めており、続投に批判的な議員を結集する狙いもありそうだ。
 会合には、小坂、園田両氏のほか、渡海紀三朗、三原朝彦、山本公一、後藤田正純の各氏が出席。野田毅元自治相も参加を予定している。一方、入会を誘われた与謝野馨前経済財政担当相は、「政局的な動きになってきた」として周辺に参加を見合わせる考えを示した。同日の会合では、参院選での自民党惨敗について「政策面での議論が行われていない」として、地方活性化や格差是正のため具体策を検討していくことで一致。園田氏は会合後、記者団に「倒閣運動ではない。メンバーはタカ派色の強い政治に否定的だ。同じ問題意識の人は集まってもらいたい」などと語った。 

最終更新:8月9日1時4分
時事通信

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by zarathustra1883 | 2007-08-09 02:17 | 政治ニュース

今後、安倍内閣の言動には一層の注意を要する?

★参院選後「美しい国」という言葉を口にしていないのは意味深だ。

むしろ、憲法問題を、前面に出さないでコッソリやってしまうことの方を警戒すべきだろう。(ここは国民投票法の議論で、最低投票率の規定を入れなかったことと通じている。)

生活重視と軍国主義とは相互に排斥するどころか、親和的である。ナチスを見ればそれは一目瞭然である。生活面を改善することで支持を取り付けた上で、直接の効果は見えにくい軍国主義化を進めるのはそう難しいことではない。

従って、もし、自民党が今後、生活重視の政策を打ち出してくるなら、これからの安倍政権の言動(特に行動面)には、いっそうの注意を払う必要があるだろう。

asahi.comより。

「美しい国」私も言えませんでした 世耕補佐官も苦言
2007年08月03日08時49分

 「街頭では、とても『美しい国』なんて言えませんでした」。参院和歌山選挙区で当選し、1日から官邸での業務を再開した世耕弘成首相補佐官(広報担当)は、復帰早々に安倍首相に苦言を呈した。世耕氏は「美しい国づくり」国民運動の担当でもあるが、苦しい選挙戦を経て軌道修正を迫ったものだ。

 首相は、地方遊説のたびに「美しい国」をアピールし、「地域の活力なくして国の活力なし」と訴えた。だが、自民党は1人区で6勝23敗と惨敗。あまりの逆風に世耕氏は当選確定後に万歳をせず、「安倍内閣への逆風を真っ正面から受けた。有権者の声を首相にじっくり伝えたい」と語り、笑顔も見せなかった。

 世耕氏は、首相に「生活に密着した政策を打ち出し、憲法改正などとバランスを取るべきです」と進言。神妙に聴き入ったという首相は、参院選後は「美しい国」という言葉を口にしていない。

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by zarathustra1883 | 2007-08-06 01:52 | 政治ニュース

安倍と麻生――「急進主義者」たちの談合

麻生と安倍は完全にグルになっており、「談合」が行われている。次の首相・総裁は麻生にして、安倍と麻生の似たような嗜好に基づいた法律を次々と成立させようとしているのではないか。

選挙の結果がどのようなものであっても辞めないというのは、権力にいかに執着しているかを示している。安倍の言う「改革」なるものが何なのか、有権者はまったくイメージできないだろう。そもそも安倍には「改革」のイメージなどないのだから。

対北強硬派、従軍慰安婦なかった派、靖国賛美派、核兵器保有論者、憲法改正と集団的自衛権行使の急進派。国粋主義的教育を復活させたい派。これらが安倍の「趣味に合う」政策であり方向性だろう。しかし、それが政策としての合理性をもっているかどうかなど、安倍には関係ないのだろう。

このような「急進主義者」が国政の頂点にのさばっているのはやはり危険なことだと思う。

asahi.comより。

「参院選は政権選択ではない」投票日夕に続投告げた首相
2007年08月03日08時01分

 「結果がいかなるケースでも、解散のない参院の選挙で政権選択が行われることは、基本的にはあるべきではない」

 参院選投開票日の7月29日、安倍首相が「政権選択の選挙ではない」として、続投する考えを自民党側に伝えていたことがわかった。

 29日午後6時前、首相公邸。首相は訪れた中川秀直幹事長に参院選に対する自らの考えを示したうえで、続投する決意を語った。「総理が退くのは、前例があるにせよ、いいことだとは思わない。国政にとってもよいことだとは思わない。どういうケースになっても、私はテレビで話し始める10時20分には、自分の考えを申し上げるつもりだ」

 会談で中川氏は、厳しい結果となれば政局の混乱が予想されることを伝え、「続けるのも地獄、引くのも地獄、いばらの道ですね」と語った。首相の意向を聞いた中川氏は、それを受け入れたうえで自らの辞意を伝え、「テレビで『国民は人心一新を求めており、改革を止めろという民意でない』と語る」と告げた。

 公邸を訪れる約1時間前から、中川氏は森元首相、青木幹雄参院議員会長と東京都内のホテルで会談。30台、40台前半、40台後半と、自民党の獲得議席ごとに首相や党の対応を協議した。

 「いずれにせよ政局は大混乱だ。乗り切れるかどうか、厳しいところだ」(中川氏)

 「首相はまだ若い(から再起できる)。この状況を乗り切って、政権を持たせるのは難しいのではないか」(青木氏)

 3人は、40議席を割り込んだ場合には首相続投は難しいとの見方で一致。青木氏は参院議員会長、中川氏は党幹事長をそれぞれ責任をとって辞す考えも示した。

 こうした分析結果を携え、中川氏は、首相と2人きりで話し合っていた麻生外相と入れ替わるように首相公邸に入った。

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by zarathustra1883 | 2007-08-06 01:46 | 政治ニュース

安倍続投についてのメモ

★政策で負けたのではないという議論に対しては、安倍は政策以前のレベルで負けたのであり、政策を行う資格がないと審判が下されたということだ、と言っておく。

asahi.comより。

首相続投「なんで?」 「後継不在」、容認の声も
2007年07月30日17時33分

 「私の国造りはスタートしたばかり。これからも責任を果たす」。参院選で37議席という大敗を喫しながら、安倍首相は続投を表明した。政権に厳しい審判を突きつけた有権者らには、続投に疑問を投げかけ、辞任や衆院解散を求める声が目立つ。一方で「政策で負けたのではない」と首相に理解を示す声もあった。

 「安倍さんは『自分を選ぶのか、小沢さんを選ぶのか』と言っていた。選挙で審判が下ったのだから辞めるべきだ」。千葉県我孫子市の会社員男性(35)は、通勤途中の東京・池袋駅で「自民 歴史的大敗」の大きな見出しが付いた朝刊を食い入るように読んでいた。

 社内ではふだん、政治が話題に上ることはないが、今回の参院選では同僚とよく議論になったという。「自民党の広告に『年金を守ります』とあったが、感覚がおかしい。だれが不信を募らせたのか分かってない」と語った。

 同じく通勤途中だった中野区の会社員男性(30)も「負けておいて、『責任を果たすために続投』というのはまったく筋が通らない」と話した。「実際はこれだけ逆境だと他に誰もやりたがらないのだろうが、こういう時こそ中堅、若手が声を上げるべきだ」と自民党に注文をつけた。千葉県松戸市の会社員(41)は、株価の下落が気がかりだと言い、「首相は自分にノーを突きつけられたという自覚がない。早く解散総選挙をすべきだ」と話した。

 東京都世田谷区の大学4年の女性(22)は「国民がノーと言ったのになぜ続けるのか。惨敗の責任は総裁にあるのでは」と言う。「安倍さんの続投は政治家の都合。市民の感覚とはかけ離れている

 一方で、首相の続投に理解を示す声もある。渋谷駅近くで買い物中だった世田谷区の主婦(31)は今回の選挙で、消費税や少子化対策など、もっと具体的な政策論争を期待していた。「自民は不祥事で負けただけで、政策で負けたのではない。新たな党首選びや人事にエネルギーを費やすのは本末転倒だと思う」と語った。

 新宿区で作業服小売業を営む男性(63)は、自民党員。閣僚の失言が相次ぎ、首相に任命責任があると感じているが、「安倍さんに代わる人がいないから、続投はやむを得ないのでは」とみる。参院選は地元区議らの選挙と違い、「あまり身近に感じない」という。今回は選挙区と比例区で与党、野党に分けて投票した。

 石油価格の高騰を受けて、ポリエステル製の作業着などが値上がりしているという。「消費税だけは上げないでほしい。ただでさえ値上がりしているのに、客から文句がくる。でも今回の選挙では議論にならなかったな」


★次は、赤旗より。的確なたとえだ。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-07-31/2007073102_03_0.html

 プロポーズを断られても、「君を幸せにすると約束した。それが僕の使命だ」とつきまとうようなもので、安倍政権にノーを突きつけた国民のいらだちは募るばかりでしょう。

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by zarathustra1883 | 2007-08-06 00:07 | 政治ニュース

「拉致敗戦」からのメモ

★「拉致敗戦」より
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20070724-03-0501.html
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20070724-04-0501.html


松尾 「レジーム・チェンジ」政策の否定をはっきりと伝えたということか。
 
シーガル その選択肢は最初から存在しない。軍事的オプションもないうえ、韓国と中国が制裁に加わらないからだ。彼らが制裁と封鎖で北朝鮮を完全に締め上げる気にならない限り、米国はレジーム・チェンジなどできない。


北朝鮮の「レジーム・チェンジ」を日本のタカ派=バカ派は望み、それがなければ、拉致問題は解決できない、などという。そのレジーム・チェンジ自体、意図的に行うのはかなり無理があるとアメリカが認識していたとすれば、彼ら(バカ派)の認識は相当ずれていたといわざるを得まい。レジーム・チェンジする際に日本のバカ派は、アメリカを後ろ盾にしていたのだから。違うかね?

松尾 しかし、今度の変身までは、ブッシュも交渉拒否の立場だった。
 
シーガル その結果として、北朝鮮は核爆弾一、二個分のプルトニウムを持った。やがてそれは、八個から一〇個分になった。そのうち一個は実験で使われたから、七個から九個に減ったわけだ。そこで、誰でもこう言うようになった。核兵器を廃棄させたいと思うなら、交渉しなければならない、ほかに道はない、と。それがうまくいく時もあるが、交渉しようとしても、うまくいかなかったのがイランだ。


ハト派的な人々にとっては、核実験をする前からこんなことは分かりきったことだった。「現実的な認識」とはこのようなものを言う。


シーガル (略)たとえば、安倍首相との会談が典型的な出来事だ。安倍首相は会談後、大統領と北朝鮮の脅威についてあれこれ話した、と語っている。だが、大統領が、「ああ、あなたの言うとおりだ、安倍さん。われわれは強硬になるべきだ」と言ったことは一度もない。発言録をよく読めば分かるが、「北朝鮮に対して強硬になるべきだ」という大統領の言葉は、どこにもない。安倍首相は、大統領に「イエス」と言わせるべく手管を尽くしたが、大統領は決して言わなかった。

(中略)

松尾 要するに、この対北朝鮮政策の変更は、ニクソンやキッシンジャー、父ブッシュ、ベーカー、スコークロストらに連なる、伝統的な共和党主流の現実主義への復帰ともいえるわけだ。
 
シーガル 全くそのとおりだ。これは現実主義だ。北朝鮮と戦争はできない。制裁もできない。交渉が効果を発揮するかもしれない、試す価値はある、と。


アメリカの「現実主義」への政策の転換を、観念的なバカ派はよく認識した上で自らの議論を構築すべきだ。まぁ、そういう再構築や再考などができないから彼らは「バカ派」と呼ばれてしまうのだが…。

松尾 小泉前首相と安倍首相では、対北姿勢が異なる。
 
シーガル それ以上に一つの大きな違いは、いまやブッシュ大統領が動いていることだ。これは根本的な違いだ。小泉前首相は、常に取引する用意があると言っていたが、安倍首相の立場は、維持するのが難しいものだと思う。
 もし、安倍首相がブッシュ大統領を説得していれば、話は違ったかもしれない。だが、大統領は先に進み、首相は取り残された。明らかに、会談で大統領を説得できなかった。ワシントンでは、みなそう言っている。
 それだけではない。ライス国務長官もまた、北朝鮮をテロ支援国家リストから外すことを、事実上、首相に伝えた。ほとんどそれに近いことを口にした。これは首相に対して、北朝鮮との交渉を開始しろ、という警告射撃だった。あなたを困らせたくはないが、もし話が進めば、われわれは取引をするつもりだ。そうなれば、あなたは行き詰まるだろう、というニュアンスを伝えたはずだ。
 
松尾 この辺の米国との「すれ違い」については私も十分理解し、発言もしているが、ここまで深刻か。
 
シーガル とにかく次回の六ヵ国協議で北朝鮮はテロ支援国家リストに集中してくるだろう。なぜか。日本に対して、交渉に応じるよう圧力をかけたいからだ。彼らは日本を困らせたいのではない。日本と交渉をしたいのだ。問題は、日本が交渉をせず、ただ拉致問題を解決しろと言っていることだ。北朝鮮側は非常にしたたかだ。もし日本が拉致問題だけでなく平壌宣言全体に関して交渉を開始しなければ、テロ支援国家リスト問題に集中することによって日本を孤立させようとするだろう。


六カ国協議参加国すべてにとって日本の安倍政権は邪魔者になっている。

国内的には強行採決の連続で民主主義を破壊し、選挙でも大敗し、外交的にも日本を孤立化させて窮地に陥れている安倍晋三は、早急に政治の場から退場すべきだろう。

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by zarathustra1883 | 2007-08-03 02:11 | 朝鮮半島