ブログ「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。気になるニュースや雑感・着想のメモ等(エントリーへのリンク付きTBかエキサイトブログのみTB可です。)
by zarathustra1883
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「新自由主義の亜種」であり「劣化したマルクス主義」としての「官僚による収奪」論(?)

先日、メインブログで使ったフレーズだが、「劣化したマルクス主義者」というのはなかなか使えそうなフレーズである。

意図せずして新自由主義に迎合する人の大部分は、90年代前半頃に(新自由主義を主張しようとする人々やそれに近い立場の人々が流布させたことにより)流行した官僚批判を転用した言説をよく使う。というか、その言説に便乗している。マルクス主義の教条主義的な解釈では、資本家が労働者を搾取しているという図式がよく語られるわけだが、昨今、官僚を悪であるとする言説の多くは、まさにこうした教条主義的マルクス主義者の「資本家=悪」のレッテルをそのまま「官僚(公務員)=悪」に置き換えたかのような観念に支配されている。「官僚(システム)に収奪(搾取)されている」などというのは、まさにその典型であろう。

マルクス主義では曲がりなりにも搾取がどのように行われているかということについて、事実を叙述したり、メカニズムを理論化したりするという努力が払われていた。理論面では多くの誤りもありながらも、ともかく事実を明らかにしようとする努力(それによって事実を変えようとする)はなされていたのだが、私が「劣化したマルクス主義者」と形容する人々にはその努力すら見られず、印象操作に乗せられているだけであり、主張内容を分析する限り被害妄想的というほかない。

彼ら自身が単に被害者意識を持っているというだけなら別に良いのだが、その被害者意識が集団ヒステリー的に発露すると社会を正しく動かしていくことを妨げることになるので看過できない。特に、労働問題・労働政策を考える上でも相対的に安定した労働モデルを提供している公務労働者の流動化・不安定化は労働環境の更なる悪化につながるということなどは大きな問題である。

仮に「収奪」を述べるとしても、例えば、最近の決算を分析し、この費目のこの部分が官僚により収奪され、どこの懐に入り、それにより税金がどれだけの金額無駄になった、というようなことを実証的に示し、そのような事実があるとすればそれが起こる原因を理論的に説明するなどの努力をするならまだ検討の余地もあるだろうが、残念ながら印象操作に流されただけの印象論以上のものを見たことはない。あるいは天下りや独立法人を問題にするとしても、例えば、それが現在の財政赤字の構成要因として、どの程度の割合になるのかを実証的に示した後に、それが発生するメカニズムを解明し、然る後に初めて「収奪」と言えるものがあるかどうかが分かるはずなのだが、事実確認をせずに自分の気に入らないところに流れた金はすべて「無駄」であり「収奪」されたものと決めつけているような粗雑な議論ばかりである。

そうした「劣化した」議論はもう不要だと思う今日この頃である。
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by zarathustra1883 | 2010-03-29 23:58 | 今日のひとこと

公務員のボーナス削減についての覚書

臨時引き下げ、1日にも勧告へ=公務員ボーナス-人事院

4月29日2時33分配信 時事通信

 人事院は28日、急激な景気悪化により民間企業の夏季ボーナスが大幅な引き下げとなる見通しとなったことを受け、国家公務員の今夏のボーナスについて5 月1日にも臨時の引き下げ勧告を政府などに行う方針を固めた。6月に支給予定の夏季ボーナスは月給の2.15カ月分で、減額幅は緊急調査結果などを基に最大で0.30カ月分となる見通し。 

最終更新:4月29日3時11分
時事通信


私は「時流に反して」公務員バッシングに対して批判的に対抗するスタンスであるが、この対応に関しては「微妙」な立ち位置にいる。

民間企業のボーナスが大幅に削減になっていることと、公務員給与が民間企業の給与に連動して決まるというルールからすれば、今回の引下げは理解できないことはない。

また、財政的に見ると、歳出の大幅な拡大がなされている時に多少なりとも構造的な歳出削減要因としても理解できないことはない。

ただ、安易に歳出削減の手段として公務員給与を利用するという点は批判しなければなるまい。実際、90年代以降20年間にわたり拡大してきた財政赤字は公務員給与とはほとんどまったくというほど関係がないのだから、赤字拡大の原因に対応することなく、そのツケを公務員給与に回すというのは、問題の解決にならないだけでなく、問題の解決を阻害する要因にすらなりうるからである。(というか、すでにそうなっているのではないか。)

高齢化が進むことによって歳出は増えるのは確実であるが、これが財政面で効いてきたのは、21世紀になってからと考えてよい。90年代の財政赤字の多くはハコモノが目立つ公共事業が次々行われたにもかかわらず減税を行ったということである。公共事業そのものは悪ではない。よりよい公共事業は可能だったが、政策決定の仕組みからしてあのような形になってしまった。

だから、政策決定の過程を変えること(補助金を地方政府が利用する際、中央政府による干渉や誘導を減らすことなど)と、歳出削減を後に補填しうるような歳入増大のための仕組みを制度的にビルトインしておくことは、最低限必要なのである。

しかし、こうしたことすらされていない中で、ほとんど「やっかみ」とも言える感情論に便乗して、公務員給与を財政削減の手段とするやり方には反対である。

もう一つ気になることは、「じゃあ、民間のボーナスが元に戻ったら公務員のボーナスも、今回の対応と同じくらい迅速に上げるのか?」ということである。これがなされるならば、かなり妥当な調整であると考えるが、恐らく、これが迅速になされる可能性は低いだろう。そうだとすれば、公務員のボーナス削減は単なる歳出抑制のための手段でしかないことになる。

そして、公務員のボーナス削減は中小企業のボーナスの目安とする基準の低下をももたらすことになり、中長期的には民間の給与総額の抑制にも繋がるのであり、それは昨今しばしば言われる需要喚起を根本的に阻害する構造的要因の一つである、という視点は常に持たなければならない。

総括的に結論を言えば、短期的かつ比較的狭い視野で考える限り、今回の措置は正しいが、中長期的あるいは比較的広い視野から考えれば、今回の措置は妥当性を欠く可能性が非常に高い、ということになろうか。
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by zarathustra1883 | 2009-04-29 13:48 | 政治ニュース

リーダー待望論、公務員バッシングと依存心

何かに依存する心理が、怒りの原因になることがある。

例えば、依存している対象から依存を許さないことを告げられた時などに、怒りが依存対象に向かうという現象が見られる。

昨今の「カリスマ的なリーダーを待望する風潮」と「公務員バッシング」もこれと同じ心理の反映であるという側面がある。

バブル崩壊後の日本では、何かがおかしい、何かがうまく行っていないという漠然とした雰囲気が共有されている。しかし、その原因は何なのか、どうすれば解決できるのかということについての具体的な指針は共有されていないし、一人ひとりの中で具体化もされていない。漠然と問題があることだけが感じられる。その問題は、自分や身近な人びとでは解決ができないと感じている。誰かに打破して欲しい、解決して欲しいという依存心が生じがちになる。

それを反映しているのが「強いリーダー」とか「リーダーシップ」といったものを待望する機運である。小泉が首相の座に登りつめるときにも、この心理が作用したし、彼がリーダーを演じている間もそうだった。その後には、彼ほどのカリスマ性を持つリーダーが国政には現れていないから、常に不満を感じて支持率は低いままになっている。橋本徹がやたらと一部で支持されているのも、これと同じ「リーダー待望心理」という依存心によるものであると解釈できる。

「公務員バッシング」は、かつては(90年代前半頃)高級官僚(あるいは、その候補生としてのキャリア組)を対象としていたものだが、それが繰り返されるうちに、大衆へと一種の「常識」として広がり始め、それに伴い、次第に対象が拡大されてきた。

これも「誰かに解決して欲しい」という依存心が根底にあると読める。つまり、「誰かに解決して欲しい」という思いが、「優秀であるとされていた、あるいは、権力を持っているはずである『官僚』がきちんと問題を解決するべきだ」という責任の押し付けに転化し、漠然とした問題が常にある感覚の中で、何か具体的な事件をきっかけに「官僚が悪い」(それがより広く解釈されて「公務員が悪い」になる)と攻撃の矛先が向かう。何をすべきかを支持するのは主権者とその代表である議員であるはずであるにもかかわらず、ここでは主権者としての責任は放棄されている。自分は悪くないのに官僚が悪いことをしているから自分の生活は何かおかしい、という発想が常識化している。そこには本人には気づかれていない依存心がある。

私は「平均的な大衆」にこの「依存心」を克服することを訴えはしない。道徳的な訓戒として指摘することくらいはしてもいいかもしれないが、彼らを一気に変えることなど不可能であると考えるからだ。私は一定水準のVernunft(理性)を持ち合わせた人びとに対して訴えたいと思う。「魅力的な政策を考えよう」と。

そこで生まれる理論が政策を実現するための運動に繋がり、それが政治家にも波及するような動きを作り出すことは、個人の力では不可能である。しかし、ネットワークを通じてこれを広めていくことは多分に偶然的な要素が絡んでくる。まずは不動的なコアとなる理論・理念・政策を確定することである。運動の中から、運動を行うことから思想が生まれてくることがある。だから、運動を行うことは何であれ否定はしない。

しかし、運動家と接して思うのは、彼らには十分に熟考され、練り上げられたプログラムが欠けており、場当たり的になりがちではないかということだ。場当たり的な運動が向かう矛先は、「敵対勢力への反対」になりがちではないか、とも思う。ブログなどの言説を見ても、明らかに「敵対勢力への反対・批判」のための言説が政治に関しては非常に多い。そうした運動は、そこで満足してしまうことがさらなる前進を阻むのではないかと思う。

どちらかというと、理論を重視する傾向のある私の趣味の問題もあるが、私としては今どのような政策が必要なのか、今、世界はどのような体制に移行しようとしており、それはどのようなものであるのが望ましいのか、ということをはっきりさせたいと思っている。
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by zarathustra1883 | 2008-11-03 17:52 | 思想

メインブログのコメント欄に擬似的に答えてみた

以下のエントリーについたコメントへの擬似的回答。
http://moon.ap.teacup.com/zarathustra/408.html

コメンテーターと議論するつもりはないが、とりあえず答えるとしたら以下のような感じか。

(なお、私は「公務員バッシング」ネタを最近繰り返しているが、意外と需要があるようだ。持続的にアクセスがある。)

――――擬似回答開始。

まず、メインブログの本文で述べたとおり、「批判するなら制度を理解してから批判すべきだ。」と繰り返しておく。

> 現在の日本は公務員の給料が高すぎるし、無駄な公務員が多い、首にするべきだ。

以下のエントリーの後半を参照。 
http://chakchak.exblog.jp/8417386/

中央政府で言えば、国家公務員の人件費は5兆円台だ。20年分の総額でも100兆円にしかならない。(つまり、20年間国家公務員が存在しないか、タダ働きしたとしても100兆円しか節約できない、ということ。)それに対して現在の中央政府の長期債務残高は600兆円ほど。だから、仮に20%人件費をカットし続けても20兆円ほどしか減らないことになる。したがって、人件費というのは全くというほど財政悪化の理由の説明になってない。

私としては、何でこんな初歩的なことが分からん人ばかりなのか不思議なくらいだ。財政問題と絡めて公務員バッシングやをする人には「こんなワンパターンな議論をいつまで続けるつもりなのか?」と聞きたいものだ。(「無駄遣い論」もこれとほぼ同じようなものだ。問題はそんな表面的なところにあるのではない。もっと根が深い。だから制度を理解する必要があるのだ。


> GDPの一割を超える債権を発行したら本来国は破綻してもおかしくないと思う。

日本の長期債務はほとんどが内国債であること、また、「家計の借金」や「企業の借金」と「財政の借金」の違いも理解すべきだ。

この辺に関しては基礎から勉強してくれというほかない。あまりにも初歩的すぎる。


> 増税ばかりして、今使っている予算を減らし、節約しないのか?

まず、歳出から言えば、障害者自立支援法とかを思い浮かべれば、「節約」を続けていることがわかるだろう。生活保護の「水際作戦」だって「節約」だ。公共事業も既に国債増発前の水準に戻っている。インフラの量が増えたということは維持費は嵩むのだから、歳出が同じであるということは、新規建設は少ないということだろう。

また、過去20年間の税制を振り返ってみれば、「増税ばかり」なんてことは言えないだろう。

2003年に相続税の最高税率を70%から50%に引き下げたのは増税か?

また、90年代にどれだけ特別減税を続けてきたのか覚えていないのだろうか?

それに、所得税の分離課税が随分細かく分かれたと思うが、それは私の気のせいなのか?(特別控除の適用があまりなくなったことを除けば、このあたりの制度変更の基本は減税である。)

もっと根本的なところでは、所得税や法人税の税率構造の推移を見てもそんなことが(増税ばかりだと)言えるだろうか?税率ブラケットがどのような構造になっていたか思い出してみれば分かるだろう。もともと知らないなら話にならんし、そんな状態なら、そもそも最初の「増税ばかり」という発言自体が無効だろう。こんなものは税を語る上では基礎の基礎にすぎない。

確実に「上がった」のは消費税くらいだろう。(もちろん、細かく見ればまだまだある。)しかも消費税の増税分は法人税の減税分で相殺されている。それに、上がったのはだいたい20年前と10年前だ。最近の話じゃない。だから、過去20年間で見れば、それ以外の税は減税のほうが多かったと言ってよい。

むしろ、減税をつづけてきたことが財政赤字の大きな要因であり、それを決めた責任者は有権者であることを省みるべきだろう。本当に無責任なのは、官僚や政治家よりも世論(国民)だということが、この問題(税・財政)については言える。



> 公務員を減らせ!もしくは減給しろ!これで完璧に暫定税率は廃止できる

プライマリーバランスはどうなる?これが赤なら問題解決にならない。

また、「減った」公務員はどこに行くのか?「民間」の労働市場にそんなに需要があるか?

公務員を減給して暫定税率を廃止するのは、他人への負担の押し付けでしかない。なお、2.6兆円減給するには国家公務員の給与削減で対応する場合、給与を半分にしないと足りない。どうやったらそんなことが可能なのか?この人は政策立案の当事者として政策を考えていないんじゃないのか?まったく他人事だ。こういうのを無責任という。


もう一度繰り返す。税や財政に関する問題を「批判するなら制度を理解してから批判すべきだ。」

――――擬似回答終了。
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by zarathustra1883 | 2008-04-18 02:27 | 経済・財政

皮肉なめぐり合わせ?

それにしても、民主主義の批判者である私がデモクラシーを擁護したり、人権の批判者である私が人権を擁護したり、リベラリズムの徹底的な批判者である私がリベラルと手を組まなければいけなかったり、なかなか皮肉な状況が続いている。

特に、本来ならば、行政(公務員)に対しても批判的なスタンスを取りたいのだが、今の世論の空気の中でそれをやるわけにも行かない状況が続いている。

実際、税や財政に関する世論の反応には理性Vernunftは全くと言うほどなく、ヒステリックに奇声を上げているだけのものが多い。批判Kritikによって悪い部分を切り分ける際に、集団ヒステリーの状態にある人々と同類の論理に私のほうが巻き込まれてしまう感じさえする。

小泉が登場してきたときの雰囲気と最近は非常によく似ている。道路財源の暫定税率撤廃派は、小泉信者と重なる。だから、彼らの主張の明らかに誤っている点については、どんなに小さな声でも上げておく必要がある。
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by zarathustra1883 | 2008-04-04 23:27 | 日記

【ネオリベ言説】 「民間では…」を疑え!

asahi.comより。

仕事中の「喫煙禁止」 橋下知事が検討を指示
2008年03月19日00時05分

 大阪府の橋下徹知事は18日、執務時間中の職員の喫煙を全面的に禁止する方向で検討するよう担当部局に指示したことを明らかにした。喫煙室をなくして府庁内を全面禁煙にするだけでなく、たばこを吸うための休息時間もなくして執務に専念させる意向だ。ただ、勤務中の喫煙を完全に禁止できるかどうかは法令上の問題もあり、指示を受けた担当部局では頭を悩ませている。

 この日の健康福祉常任委員会で公明党府議の質問に答えた。橋下知事は「館内、敷地内を全面禁煙にするだけではなく、1日2回ある15分の休息時間をなくして執務時間中は禁煙にしたい」と答弁。「たばこを吸うための休息なんてあり得ない」と言い切った。

 人事室によると、府職員の休息時間は条例で定められており、勤務時間4時間につき15分の休息時間をおくことができると定められている。条例を改正すれば休息時間をなくすことは可能で、大半の都道府県では休息をなくしているという。

 ただ、休息時間をなくしたとしても、たばこを吸うために職場を一時離れることが、地方公務員法の職務専念義務違反にあたるかどうかの問題は残る。違反でないなら休息時間でなくてもたばこを吸えることになる。担当者は「頻度や時間の問題もあり、判断は難しい」と漏らす。

 府庁には本館、別館などに喫煙室が計8カ所あり、それ以外は終日禁煙。府職員の喫煙率は約26%。橋下知事はたばこを吸わないという。


橋下痴事によると「たばこを吸うための休息なんてあり得ない」だそうだ。「休憩している時にタバコを吸う」ことは、「タバコを吸うために休憩している」のとは違うだろう。まったく論理的な思考ができないヤツだな。馬鹿とはこういうやつのことを言うのだろう。新聞もその程度のことには一言突っ込みいれろよな。

ところで、「民間」の方々もぜひ大阪府庁を見習ってみたらどうだろうか?その上で、それがプラスであることを実証してみたら良い。少なくとも中長期的には確実にマイナスの効果が効いてくるはずである。職員(社員)の間のネットワークが分断されていくだろう。

仕事というのは一般に、均質に進むものではない(休憩することも重要だし、雑談でさえ意味がある)のだが、その程度のこともわかってないとは「民間」が聞いてあきれるね。(例えば「80対20の法則」と言われる経験則では、仕事の8割は全体の2割の時間で行なわれるなどと言われる。職種などによって違いはあるだろうが、大まかなイメージとしては、均質に仕事が進むとするよりは、この方が正しい。)

橋下・大阪府知事「府庁内は全面禁煙、朝礼は始業前」
2008年03月19日23時58分

 大阪府の橋下徹知事は19日、世界禁煙デーの5月31日から庁内と出先機関を全面禁煙にすることを明らかにした。たばこを吸える休息時間を廃止するため、条例改正案を提出する意向。報道陣の質問に答えた。

 橋下知事は全面禁煙の理由について「府民の税金をもらっている公務員として、まず姿勢を示したい」と説明。庁内の喫煙室計8カ所のうち、議員のフロア1カ所をのぞく7カ所を廃止する。

 喫煙する40代の男性職員は「正直つらい。煮詰まったときの気分転換だったのに」。1日10分は喫煙室にいるという30代の男性職員は「知事は民間ではあり得ないと言って独断で決めたが、本当に民間は勤務中にたばこを吸わないの

 嫌煙派の30代の男性職員は「知事の決断は大歓迎」としながらも、「なぜ議員フロアだけ残すのか」と疑問を呈した。

 また、橋下知事は今後の朝礼について、始業前の午前8時45分から行うことも明らかにした。記者から「始業前の朝礼はサービス残業の容認ととらえられる」と質問されると、「民間の皆さんに判断をお任せします。労働基準法ではサービス残業は認められないが、(朝礼は)任意で自由参加でやる」と語った。


橋下のような輩が「民間では」というとき、その根拠を問うことが重要である。「民間では」というとき、本当にそのような現象が広範に見られるということを橋下は示さなければならない。橋下にはそれを示す義務がある。

念のため釘を刺しておくが、その際、単に「いいところ取り」でつまみ食い的な形で事例を持ってくるのでは駄目である。

その上で、さらにもう一つハードルがある。民間と同じように公務員もすべきだということを示さなければならないのである。もし行政が「民間」に倣うべきものだとするならば、採算の取れないことからはすべて撤退すべきだといことになるだろう。そこで問う。例えば、生活保護というのは採算が取れるのだろうか?過疎地からは学校が撤退してもいいのか?過疎地には病院はなくてもいいのか?消防署もなくていいのか?(実際に北海道の幾つかの町村では消防署がないところが出ている。)

明らかに行政には「民間」とは別の原理が働かなければならないのである。橋下は、それを理解しているとは思えない。

だから、「民間では」と橋下やネオリベの連中が言うとき、まず、最初に確認すべきことは、「民間」とは何のことを指しているのかを確定することであり、その実態を証明せよということであり、次に、その事実に基づいて、その「民間」の実態を行政に適用すべきだと言える理由を示せ、ということである。

こうした場面では、安易に情緒的な公務員バッシングの流れに乗るべきではない。それは回りまわって結局は、各自の生活基盤を破壊することになるのである。
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by zarathustra1883 | 2008-03-23 17:50 | 政治ニュース

行政へのバッシング、財政の無駄遣い論の馬鹿らしさ

復活!三輪のレッドアラート!
「アホが憎むもの」より
http://klingon.blog87.fc2.com/blog-entry-466.html

ともあれ、今の世の中で公務員叩きしても、
・本当の特権階級には手が届かず、
・無為に失業者を増やすばかりで、
・行政サービスは低下し、
・民間に流れた仕事は「耐震強度偽装」とかでメタメタに規制緩和の暗黒面に陥り、
・最悪の場合、外国人に公務だった部分が乗っ取られる

と言う「悪い事づくめ」の悪循環に陥りかねない。

もっとも怖いのは「民営化された元官業」と言うものには、「営利企業になってしまうと国民の非難や糾弾が不可能になる」と言う事。

つまり、文句言っても聞かない、ある意味無敵の開き直った官業が民間企業として成立してしまう事。


久しぶりに同意見の人を見つけたような気がする。あまりいないんだよね。「反ネオリベ」論者でもこの辺のことに気付かずに済ましている人が沢山いるから。私がなすべきこととしては、まずは、その辺を批判しまくるという道もあるかもしれないな。
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by zarathustra1883 | 2007-11-28 02:54 | 経済・財政