ブログ「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。気になるニュースや雑感・着想のメモ等(エントリーへのリンク付きTBかエキサイトブログのみTB可です。)
by zarathustra1883
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カテゴリ:政治ニュース( 176 )

竹原信二には政治家をする資格がない

阿久根市長「反対派を排除します」 反市長派会合で宣言

2010年3月29日22時19分

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が市議会をボイコットして3月定例会が混乱した問題に絡み、反市長派の市議が29日夜に市内で開いた議会報告会に突然、竹原市長が出席。マイクを握って「(反市長派の市議は)市政に参加させません」「反対派を排除します」などと宣言、対決姿勢を鮮明にした。終了後も会場外で市議と口論し、つかみ合い寸前の場面もあった。

 竹原市長は公民館であった報告会に急きょ姿を現した。市議らが前列に席を用意したが、市民と一緒に会場のパイプいすに座って説明を聞いた。市長が発言したのは、会場からの意見を受け付けたとき。竹原市長はマイクを要求し、前列に並んだ市議らの横まで出ていき、「なぜこんなこと(議会ボイコット)を私がしたか。議会は議論ができる場ではないんです」と持論を展開した。

 さらに市議に向かって「私はちゃんとやります。皆さんには市政に参加させません」と大声で発言。市民から議員との議論をしないのかと問われた際には、「しません。反対派の12人を排除します」と大声で宣言した。

ここまで馬鹿げた行動をとる竹原信一には政治家の資格がないとしか言いようがない。

公的な議論の場の裏側で事前の打ち合わせがあると、自分(竹原)の思い通りの結論が出せないから議論しないということのようにしか見えない。自分の意見が取らなくとも、おかしな取引があるならそれを公的な議論の場で浮き彫りにすればいいまでのこと。そこまでしかできずとも意味はあるのに、それすらしようとせず議論から逃げ、自分の説明責任がない場に乱入し、立場が違う陣営に対して非難だけをしている。

政治家の主たる仕事は公的な場での討議により政治的意思決定をすることではないのか?政治家としての役割を放棄している竹原に政治家の資格はない。そして、このようなクズに権力を与えた市民の政治的罪は重い。悪影響は市内だけに封じ込めてほしいものだ。
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by zarathustra1883 | 2010-03-29 23:06 | 政治ニュース

あまりにも的を射た自民党批評

505 :名無しさん@十周年:2010/03/06(土) 21:14:44 ID:x5bCsaLZ0

自民党の現状
■執行部
「みんなでやろうぜ」とスタートしたものの、審議拒否戦術さえみんなでできない状態
幹事長は「顔が悪い」とヒラ議員に文句言われ、政調会長は自由に動きたくてたまらない
総裁選で河野太郎を支援した若手はテレビ中継入りの予算委での質問から締め出され、谷垣を支援した派閥領袖クラスを重用
既に参院で離党者続出
■マスゾエG
「いちばんえらいのは俺」「コイツはダメ」といつもの調子で吠え続ける禿
いざ話が核心になると中途半端な物言いとなり、トーンダウン。カメラの前だけでは威勢がいい
基本的にメンバーも山本、柴山、世耕といった「リングサイドまで来てリングに上がらない」人々
生かされる居場所を失った秀直がここをテコにして、ヨシミらと連携する思惑
■与謝野G
三度の飯より消費税増税、景気なんかよりも財政規律
総裁の考えに近いと思われるが、執行部批判。邦夫との連携も取りざたされ、離党準備との噂
基本的に「政権与党にいないと死んじゃう病」患者多し
■右翼席G
国家のためなら人の命なんて二の次、徴兵、徴用など強制的に日本人を鍛えなおそうとする集団
何かがあったら日教組、こんなことがあったら天皇陛下バンザイ
不況でいろいろすることがあるのに、どうでもいい憲法改正をひたすら絶叫
その割にアメリカ万歳で、アメリカを怒らせないよう日本が不利になろうが主従関係をとにかく堅持する
追い詰められるとウンコを漏らす人多し


あまりにも的を射た自民党批評なのでメモしておく。特に右翼席Gというのが的確すぎ。

ようやく民主党や鳩山政権の人気も下がってきたが、だからといって今の自民党が勢力を盛り返すのでは意味がない。今年の選挙では民主党は勝ちすぎず、その前後で自民党は分裂し、「右翼席G」のような連中はそれだけで固まってくれればいい(そして、一気に衰退してほしい)のだが。
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by zarathustra1883 | 2010-03-11 00:44 | 政治ニュース

鳩山内閣の支持率低下によるネオリベの再来?

枝野氏起用「仕分け第2弾急がねば」10日の鳩山首相

(前略)

【枝野行政刷新担当大臣・その1】

 ――枝野氏を大臣に任命した。枝野氏は小沢氏と距離があると見られているが、この人事で国民の政権へのイメージはどのように変わると思うか。

 「色々と皆さんも憶測でお話しされているところはあると思いますが、私はやはり民主党の信頼といったのはいわゆる事業仕分け、これが国民の皆さんに一番、ある意味で政治主導、国民に開かれた新しい政権の姿というものを示したと思います。そのことに関して国民の皆さんが必ずしもですね、政治主導とか、民主党が行っている政治そのものに対して、必ずしも期待に応えていないんじゃないかという思いをですね、もたれているのではないかと判断をしました。そこで私としてはやはり事業仕分け第2弾を含めてね、急がなければならないと、その思いから、とくにまた、仙谷大臣にね、二つの大きな仕事をですね、お願いしてた訳ですけど、それもなかなか難しかろうと、そのように判断を致しまして、枝野君に行政刷新担当の大臣をお願いをして、出来るだけ早くですね、また民主党らしさが戻ってきたなと。事業仕分けやっているな、というような姿をね、見せてきたいと、そのように考えたからです。小沢幹事長の距離とか、そういう話というのは私には一切関係ありません」

(以下略)

枝野の起用は支持率低下している中で「事業仕分け」をやることで、官僚という「敵」と戦う民主党の姿をアピールして支持率回復につなげたいという思惑があるように思われる。そうであるとすれば、私が政権発足時に予想したことが的中することになるかもしれない。すなわち、新自由主義の再来…。


記事中で鳩山首相が「政治主導」という言葉を使っていることに注意が必要だ。これは実際には民主党政権においては「脱官僚」として語られていたことと表裏一体のものであり、それは実質的には「反官僚」という意味である。そして、「反官僚」は新自由主義のロジックであることに留意が必要なのだ。
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by zarathustra1883 | 2010-02-12 23:46 | 政治ニュース

与党は「まともな政策」を掲げることができない?

「まともな政策でも選挙勝てない」 仙谷刷新相、本音?

2010年2月4日21時27分

 「2005年の郵政選挙の後、政策的にまともなことを提起するのでは、なかなか日本の選挙は勝てない、と総括した」。消費税問題が議論された4日の参院決算委員会で、仙谷由人国家戦略・行政刷新相が、こんな「政治論」を披露した。民主党が過去、消費税増税を前提にした年金改革を公約に掲げて選挙に敗れ続けた記憶から、思わず本音が出たようだ。

 増税を迫った自民党の丸山和也氏の質問に答えた。4年間は消費税を上げない方針の鳩山内閣で、仙谷氏は消費税論議をしようと主張する数少ない増税論者。それでも、民主党の政策論が「小泉旋風」に敗れたことなどを引き合いに、「我々は大人にならないと政権に近づけない、と反省した」と述べた。

 丸山氏は「政権をとるためには耳当たりのいいことを言うのが大人だと学び、その通りに成果を上げたのは見事だった」と皮肉った。(五郎丸健一)


asahi.comより。

選挙が政策の選択ではなく、候補者や政党の単なる人気投票になっているため、まともな政策を掲げてしまうと勝てなくなる。人気投票になっているのは、政党が社会に根付いた活動をするのではなく、政府とメディアを利用しながら情報操作を行っていることに大きな原因がある。

政党政治のあり方が深く関わっているのは確かだが、選挙制度が投票率と議席数に大きな乖離を生じるため、「まともでない政策」を掲げて政権党となった政党の政策が容易に実行されることになり、多くの人が不利益を被ることになる。現行の選挙制度の危険性は強調してもし過ぎることはないだろう。


念のため付け加えると、私は増税論者だが基本的に消費税増税論者ではない。
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by zarathustra1883 | 2010-02-08 01:48 | 政治ニュース

「国と地方の債務残高が1千兆円を超えた段階で民主党政権は終わりだ」

小泉元首相「鳩山政権は参院選までもたない」

2009年12月5日3時1分

 小泉純一郎元首相は4日夜、自民党の山崎拓元幹事長、二階俊博幹事長代理らと都内で会食し、「鳩山政権は(来夏の)参院選までもたない」と予言した。自民党についても「今は隠忍自重のときだ」と突き放した。

 出席者によると、小泉氏は米軍普天間飛行場の移設問題で迷走する鳩山政権を「今のような朝令暮改では日米関係は完全に不信状態になる」と批判。歳出がふくらむ来年度予算案の概算要求にも「国と地方の債務残高が1千兆円を超えた段階で民主党政権は終わりだ」と指摘した。

 郵政株式売却凍結法が同日成立したことにも「日本郵政株を民間に放出しないと財政再建はできない。自民党が政権奪還してから貴重な財源としよう」とこだわりを見せた。ただ、自民党の現状についても「今はポストが赤いのも電信柱が高いのも自民党が全部悪いという世論だ。2、3年雌伏のときを過ごしたらいい」と語ったという。(山下剛)


asahi.comより。

私は小泉を戦後最悪の首相の一人と見なしているが、彼の権力闘争における見通しの良さだけは評価している。権力闘争に長けているということだけだから、政治家として権力を握ることはうまいということだ。本来、政治家とは権力を使うのがうまくないと行けないのだが。

それはそれとして、彼の語った「国と地方の債務残高が1千兆円を超えた段階で民主党政権は終わりだ」というコメントはなかなか正鵠を射ている。1千兆円という数字自体には深い意味はないと思うが、「民主党政権が財政を悪化させた」ということを明白に示すために象徴的な数字として批判する側が使うことができるようになるからだ。

無駄をなくせば行政の効率が良くなって市民の生活も良くなるという漠然としたイメージを抱いている人が多いように思うが、「無駄をなくする」と、様々な分野で生活に困る人が次々と発生し、それへの財政的な手当てが行われるとさらに財政が悪化するという悪循環。自分の腕をわざと切り落とした後、金をかけて腕をくっつける手術をし、くっついた腕は切り落とす前より機能が悪化している、というような馬鹿げた面が多々見られる。1千兆円に達したときに批判者が次々と民主党への批判を仕掛けたとき、それに対処することは民主党には恐らくできないだろう。

民主党が政権を奪取してから10年程度した頃には、経済・財政的に極右(極端な新自由主義)の政治が行われるのではないかと私は以前から予感していたが、小泉もそれを狙っているかのようであり不気味である。
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by zarathustra1883 | 2009-12-06 23:23 | 政治ニュース

扶養控除廃止の際に検討すべきこととか

扶養控除の廃止、成年部分は議論を継続 政府税調

2009年12月4日22時37分

 政府税制調査会は4日、所得税の扶養控除について、「子ども手当」の対象となる15歳以下の部分を所得税、住民税とも廃止することで合意した。しかし、23~69歳を対象にした部分では反対論が相次ぎ、議論を継続する。たばこ税は来年度、小幅に引き上げる方針を決めた。

 扶養控除(控除額38万円)の23歳以上の部分については古本伸一郎財務政務官が、障害者らを対象に、新たな税額控除を設けて廃止すると提案した。小川淳也総務政務官も、地方税である住民税の扶養控除(同33万円)を廃止する考えを示した。

 これに対し、社民党の阿部知子政審会長は、子ども手当の恩恵がない世代の控除の廃止は低所得者層に重い税負担となるとして、「控除の廃止に安易に踏み込むべきではない」と主張。渡辺周総務副大臣も同調し、議論を続けることになった。

 高校・大学生世代を対象とする特定扶養控除(63万円)について税調は10年度は存続させる方針だが、中川正春文部科学副大臣が高校実質無償化を実現する財源として圧縮の検討を提起した。

 たばこ税については、喫煙率を下げる「健康目的」のもと、中長期的に引き上げていくことで合意し、来年度の小幅な引き上げ方針を確認した。上げ幅は関係閣僚らの判断に委ねる。


asahi.comより。

課税最低限が下がることに伴う効果を考慮に入れながら行う必要があるが、その点に記事の上では言及がない。実際にそうした議論がなされていないのなら、まともな見識がない人間達が議論しているということになるから、不適切だろう。税調の事務局などをやっている官僚は当然気づいているだろうが。

特定扶養控除を高校実質無償化に伴い廃止するのはまぁ、正論だろう。問題はその程度の増税では支出増が賄えないことである。

子ども手当の恩恵がない世代への増税になるから扶養控除をなくすることに反対するというのは、無理がある理屈だ。子ども手当という歳出が増える分、必ず歳入も増やさなければならないが、子ども手当てが当たる人たちだけから負担を増やすのなら全く意味がないからだ。もっとも、扶養控除についてはなくなることで課税最低限がかなり下がるので、税外の負担増がかなり出てくるから、子ども手当ての財源として十分でないとしても、他の部分での負担増によって、子ども手当てとは別の部分の財政運営が良好になれば、巡り巡って一般会計の財政運営にもプラスになる可能性はないわけではない。いずれにせよ、よく計算して行なわないと大きな過ちを犯すことになる。
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by zarathustra1883 | 2009-12-06 23:11 | 政治ニュース

「選挙の顔」を変えても無駄だろう?

近頃、自民党で「麻生下ろし」だとか「東国原」との交渉だとかがニュースになっている。

まったくくだらない。

今さら自民党が何をやっても、もはや無駄である。特に人気のある個人の力に頼ろうとしても無駄である。有権者は自民党という組織自体に愛想をつかしているのだから。

問題は、その代わりとして「政権交代」という虚しいスローガンしか言えない民主党以外の選択肢が実質的に存在しないということである。その上、代表が小沢から鳩山になったことで、90年代の政治改革の時代に言説は逆戻りしている。すなわち、新自由主義の十八番である「官僚政治の打破」であり「官僚による無駄遣いをなくする」という類の言説である。

自民党が下野した後に、経済・財政政策では、自民党よりも「右」になる民主党であることが悲劇である。
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by zarathustra1883 | 2009-07-09 01:46 | 政治ニュース

民間企業が政府に競走で負けた件

2009年06月19日 掲載
LEC大学がパンク! インチキ改革のなれの果て

 小泉―竹中コンビの構造改革特区で生まれた「株式会社大学」、LEC東京リーガルマインド大学が、2010年度以降の学部生の募集停止を決めた。資格試験予備校の東京リーガルマインドが運営し、東京や大阪など全国14カ所にキャンパスがあるが、志願者減少が著しく、今年度は18人しか入学していない。累積赤字は30億円に達する。07年には、ビデオ映像を流すだけの授業がバレ、文科省から改善勧告を受けている。小泉―竹中は、何でも民営化すればバラ色のようなことをほざいていたが、大間違いだった。


以上、ゲンダイネットより。

まぁ、民営化なんてこんなもんだろう。

面白いのは、国立大学より株式会社大学の方が志願者が少なく、そして恐らくは志願者のレベルも低いと予想されることである。(例えば東京大学や京都大学とLEC大学の志願者を比較してほしい。)

教育市場という市場競争で民間企業、それも株式会社が公共機関に負けたようなものである。まぁ、今は国立大学と言っても政府が直接やっているわけではないが。

いずれにせよ、「民間がやれば効率的(効果的)、官庁がやれば非効率(効果が悪い)」というステレオタイプは成り立たないということである。

メインブログの更新が全然できないが忙しすぎるのでしょうがない。というか、ライフスタイルが変わってきたのでブログを更新し続けることは困難だと思う。まぁ、書けるときに書いて、社会で起こったことに対して思ったことなどの記録にしておくことにしたいものだ。
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by zarathustra1883 | 2009-06-19 21:04 | 政治ニュース

公務員のボーナス削減についての覚書

臨時引き下げ、1日にも勧告へ=公務員ボーナス-人事院

4月29日2時33分配信 時事通信

 人事院は28日、急激な景気悪化により民間企業の夏季ボーナスが大幅な引き下げとなる見通しとなったことを受け、国家公務員の今夏のボーナスについて5 月1日にも臨時の引き下げ勧告を政府などに行う方針を固めた。6月に支給予定の夏季ボーナスは月給の2.15カ月分で、減額幅は緊急調査結果などを基に最大で0.30カ月分となる見通し。 

最終更新:4月29日3時11分
時事通信


私は「時流に反して」公務員バッシングに対して批判的に対抗するスタンスであるが、この対応に関しては「微妙」な立ち位置にいる。

民間企業のボーナスが大幅に削減になっていることと、公務員給与が民間企業の給与に連動して決まるというルールからすれば、今回の引下げは理解できないことはない。

また、財政的に見ると、歳出の大幅な拡大がなされている時に多少なりとも構造的な歳出削減要因としても理解できないことはない。

ただ、安易に歳出削減の手段として公務員給与を利用するという点は批判しなければなるまい。実際、90年代以降20年間にわたり拡大してきた財政赤字は公務員給与とはほとんどまったくというほど関係がないのだから、赤字拡大の原因に対応することなく、そのツケを公務員給与に回すというのは、問題の解決にならないだけでなく、問題の解決を阻害する要因にすらなりうるからである。(というか、すでにそうなっているのではないか。)

高齢化が進むことによって歳出は増えるのは確実であるが、これが財政面で効いてきたのは、21世紀になってからと考えてよい。90年代の財政赤字の多くはハコモノが目立つ公共事業が次々行われたにもかかわらず減税を行ったということである。公共事業そのものは悪ではない。よりよい公共事業は可能だったが、政策決定の仕組みからしてあのような形になってしまった。

だから、政策決定の過程を変えること(補助金を地方政府が利用する際、中央政府による干渉や誘導を減らすことなど)と、歳出削減を後に補填しうるような歳入増大のための仕組みを制度的にビルトインしておくことは、最低限必要なのである。

しかし、こうしたことすらされていない中で、ほとんど「やっかみ」とも言える感情論に便乗して、公務員給与を財政削減の手段とするやり方には反対である。

もう一つ気になることは、「じゃあ、民間のボーナスが元に戻ったら公務員のボーナスも、今回の対応と同じくらい迅速に上げるのか?」ということである。これがなされるならば、かなり妥当な調整であると考えるが、恐らく、これが迅速になされる可能性は低いだろう。そうだとすれば、公務員のボーナス削減は単なる歳出抑制のための手段でしかないことになる。

そして、公務員のボーナス削減は中小企業のボーナスの目安とする基準の低下をももたらすことになり、中長期的には民間の給与総額の抑制にも繋がるのであり、それは昨今しばしば言われる需要喚起を根本的に阻害する構造的要因の一つである、という視点は常に持たなければならない。

総括的に結論を言えば、短期的かつ比較的狭い視野で考える限り、今回の措置は正しいが、中長期的あるいは比較的広い視野から考えれば、今回の措置は妥当性を欠く可能性が非常に高い、ということになろうか。
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by zarathustra1883 | 2009-04-29 13:48 | 政治ニュース

高橋洋一の犯罪

小泉政権ブレーン・高橋洋一教授を窃盗容疑で書類送検

 警視庁練馬署は30日、温泉施設のロッカーから財布や腕時計を盗んだとして、元財務官僚で東洋大教授の高橋洋一容疑者(53)を窃盗容疑で書類送検した。

 同署幹部によると、高橋容疑者は24日午後8時ごろ、東京都練馬区の温泉施設「豊島園庭の湯」の脱衣所で、区内に住む男性会社員(67)が使っていたロッカーから、現金約5万円が入った財布や、数十万円相当のブルガリの高級腕時計を盗んだ疑い。ロッカーは無施錠だったという。

 男性の通報で駆けつけた同署員が調べたところ、防犯カメラに高橋容疑者に似た男が写っていたため、浴場から出てきた高橋容疑者に事情を聞くと、盗んだことを認めたという。調べに対し、高橋容疑者は「いい時計だったので、どんな人が持っているのか興味があり、盗んでしまった」と供述しているという。

 逮捕しなかった理由について同署は「証拠隠滅の恐れがないと判断したため」としている。

 高橋容疑者は小泉政権で竹中平蔵・元総務相のブレーンとして郵政民営化などを推進。安倍政権では内閣官房参事官として公務員制度改革の青写真を描いたが、2008年3月に退官。「さらば財務省!官僚すべてを敵にした男の告白」などの著書がある。東洋大は「教育に携わる者として許し難いことであり、厳正に処分を行いたい」としている。
(2009年3月30日22時28分 読売新聞)


これと同じ事件asahi.comの報道は以下。報道の内容はほぼ同じ。

小泉政権ブレーンの高橋洋一教授 脱衣所で窃盗容疑

2009年3月30日19時2分

 温泉施設の脱衣所のロッカーから高級時計などを盗んだとして、警視庁は、元財務官僚の高橋洋一・東洋大教授(53)=東京都板橋区=を窃盗の疑いで30日に書類送検した。高橋教授は、小泉政権のブレーンとして郵政民営化などを進めた。

 練馬署によると、高橋教授は24日午後8時ごろ、練馬区の温泉施設「豊島園庭の湯」の脱衣所で、同区の会社員男性(67)が使っていたロッカーから現金約5万円入りの財布や、イタリア製の高級腕時計(数十万円相当)などを盗んだ疑いがある。男性は鍵をかけ忘れていたという。

 高橋教授は「いい時計で、どんな人が持っているのか興味があった。申し訳ない」と謝罪しているという。

 浴室から上がった男性が時計などが無いことに気づき、同署に通報。署員が防犯カメラの映像を確認したところ、映っていた男に似た高橋教授が午後11時ごろに施設から出てきた。事情を聴くと男性の時計などを持っており、容疑も認めたという。

 高橋教授は昨年4月から東洋大学経済学部に在籍。「さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白」などの著書がある。

 東洋大は「事実関係を確認中だが、教育に携わる者として許し難いことである。今後、厳正な処分を行う」などとするコメントを出した。


こういう政治的に影響力が強い人物が逮捕されると、今流行の「国策捜査」ということが念頭に浮かんでしまうが、はっきり言って世論を喚起するには獲物が小さすぎるのではないか。その意味では「国策捜査」という線は薄いだろう。もちろん、高橋がコイズミカイカクの有力な実行部隊(というかブレイン)であったという意味では、日本における新自由主義政策推進のコアメンバーであることは間違いなく、その意味では「小物」とは言えないだろうが。

もちろん、ノンキャリ官僚である佐藤優の逮捕が国策捜査だったとすれば、高橋の方がある意味では元々名が知られていたとは言えるものの、この事件から例えばケケ中やコイズミにまで捜査の手が伸びることはありえないだろう。拘留期間が長期に及ぶような犯罪でもないし。

私に言わせれば、こんなコソドロなどよりコイズミカイカクを推進したことの方がよほど大きな罪であり、そちらでこそ彼は裁かれるべきである。
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by zarathustra1883 | 2009-03-31 23:23 | 政治ニュース