ブログ「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。気になるニュースや雑感・着想のメモ等(エントリーへのリンク付きTBかエキサイトブログのみTB可です。)
by zarathustra1883
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
全体
政治ニュース
経済・財政
軍事・防衛
今日のひとこと
日記
思想
歴史・歴史学
世界情勢・外交
イラン
朝鮮半島
中国
社会
福祉
未分類
以前の記事
2010年 06月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
最新のトラックバック
貧富の差が拡大、ドイツ国..
from 専門家や海外ジャーナリストの..
私のお金、誰の人件費??
from muse-9
チベット自治区 ダライラ..
from みつけたネタ
海上自衛隊の給油量、80..
from ☆今日の時事問題☆彡時事問題..
お友達内閣
from アドベンチャーゲーム
安倍総理の通信簿 その2
from 平太郎独白録 親愛なるアッテ..
リンク
フォロー中のブログ
検索
タグ
(48)
(40)
(39)
(31)
(29)
(26)
(25)
(23)
(22)
(21)
(19)
(19)
(19)
(18)
(18)
(14)
(11)
(9)
(8)
(7)
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


行政をチェックする方法についての覚書

「埼玉の“奇跡”、目下進行中 大胆な行財政改革に挑む埼玉県 上田清司知事に聞く」という記事から。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20080321/150775/?P=1&ST=manage

埼玉県知事である上田清司へのインタビュー。この人は基本的にネオコン的な傾向が強かったり、統一教会関連組織に祝電を送ったりしていて、私の立場から見るときな臭くて敬遠したくなる人である。

このインタビューでも、客観情勢の変化が埼玉県に有利にはたらいた面があると思われるのだが、そのことを棚に上げて政策が良かったから上手くいっていると自画自賛しているところがあって、なんだかなぁ、という感じではある。

しかし、次の箇所は正しいと賛成できた。メモしておく。

上田 行政は「やったふり」が多い。例えば、商店街の活性化というテーマがありますね。進捗はどうだ、と県議会で質問されると、「はい、セミナーをやっています」「はい、リーダー育成事業を始めました」「はい、街灯の補助金を出しています」という具合に説明します。

 ところが、私が「その結果はどうなったの」と聞くと、もうみんな黙っちゃうわけ。1050ある商店街の中で、県の政策のおかげで売り上げを増やした商店街はいくつあるのか。売り上げの減少が少なかった商店街はどれだけあるのか。それを聞いても答えがない。

 こういったデータがなければ、政策評価なんてできないでしょう。政策評価ができなければ、改善、改革なんてできませんよね。別に数字が目標ではありませんが、ツールとしては数字が分かりやすい。だから、できるだけ数値化するようにしています。張り出しているのは、誰が見ても分かるようにするためです。


行政は「やったふり」が多いというのは妥当な指摘である。

知事というトップが「その結果はどうなったの」と聞くのも良いが、これは人に頼ることになる。人に依存するシステムは長続きしない。この問いを行政システムの中に組み込むことが必要ではなかろうか。

本来は議会が決算をチェックするときに、この問いが発せられることになっているはずなのだが、議員といっても、行政について詳しいかと言うとそうでもない。

では、行政の職員がチェックしたらいいのかと言うと、それも身内には評価が甘くなるし、知っている人のやった失敗を暴露するのは、持続的な組織の中ではなかなか難しいだろう。

「誰が、どのように問いを発してチェックするのか」というのが問題である。

いろいろ考えたが、事業の種類によってチェックの仕方や期間の設定などはかなり変わってくるから、そう単純な問題ではない、ということだけは確かなようだ。ただ、「客観的に確認可能な記録(数字など)を残すことを義務づけること」によって、こうしたチェック可能性を増大させることに大幅に寄与するだろうということは確かである。

床屋政談的な議論よりも、こうした行政学関連の基本的な問題に立ち返ってじっくり考え、行動に移すことの方が重要だと今の情勢では思わざるを得ない。

世に溢れる「バカ丸出しの公務員バッシング」ではなく、「冷静で客観的で建設的な批判」を行なっていきたいものだ。
[PR]
by zarathustra1883 | 2008-03-29 23:26 | 政治ニュース
<< イラクのこと 思いやり予算も期限切れ? >>