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プライマリーバランスが黒字になる?
森永 卓郎 「G7失敗は財務省・日銀の無策」 2008年2月18日 より。
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/120/index.html 現に、2004〜2007年度にかけて、プライマリーバランスは予算ベースで15兆円改善したが、そのうち歳出カットの効果はわずか3兆円。大部分は景気拡大による税収増なのだ。一部には増税の効果もあるが、それは企業減税で相殺されているので大きな割合ではない。ほとんどが税収の自然増なのである。 この間の税収の自然増には目を見張るものがあった。しかし、プライマリーバランスは赤字だ。このこと(一国全体として見れば経済が好調であるときでさえプライマリーバランスが赤字であるということ)が、私の増税論の根拠の一つである。税制が累進的な構造になっていれば、この期間でプライマリーバランスを黒字化できていたはずなのである。 実は、日本のプライマリーバランスは、中央・地方合わせて今年度は黒字になる可能性がかなり高い。プライマリーバランスが黒字になるなかで、財政出動ができないとはナンセンスである。金融緩和など、なんのコストもかからない。なぜ、そんなことができないのか。 大変興味深い指摘。プライマリーバランス黒字化の根拠はどこにあるのか?私が知る範囲では、確か、ある財政学者が例の霞ヶ関埋蔵金の分を加算すると黒字だが、それの上乗せ分がない状態なら赤字だと言ってたと思う。(後で確認したい。)森永氏は「埋蔵金」と呼ばれた一時金を加算したもののことを言っているのではないか?(もしそうなら、それを言わないのはややフェアではないと思う。) まぁ、一時金であれ、プライマリーバランスが黒字であれば財政出動する余地がある(ありうる)という主張は認めることはできる。世界的な不況に入りそうな局面で、アメリカもヨーロッパ諸国も日本も政府が十分な対応を取れないとすれば、今回は本格的な不況になるかもしれない。(以前から予想はしていたが、日本の社会を再生するには非常に都合の悪いタイミングだ。本当は「好況」時に累進的な税制改正をすべきだったのだ。)
by zarathustra1883
| 2008-02-21 01:08
| 経済・財政
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