ブログ「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。気になるニュースや雑感・着想のメモ等(エントリーへのリンク付きTBかエキサイトブログのみTB可です。)
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冗長であること

「快適!ライフハック生活 小山龍介」 よりメモ。
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NPC/20080212/293512/

1人でできることでも2人で仕事をする

 複数のプロジェクトをやるためのコツの3つ目。それは2人で仕事をするということ。あるタスクを、たとえ1人でできるとしても、あえて2人でやるということです。

 例えば、歌舞伎検定の書籍の編集をしているのですが、そこで使う写真の番号を振っていく作業があるとします。これは確かに1人でもできる。けれど、それをあえて2人でやるんですね。そうすると、もちろん人件費は2倍。客観的に見れば、「もったいない」状況です。しかし、実は違うのです。

 番号を振っていくという単純作業であっても、人はミスをします。しかし2人でやっていると、大抵、相手の人がそのミスに気づくんです。それはそうですよね。変な数字がでてきたら、「変だ」と素直に思う。しかし、1人の作業だと、「変だ」と思ってくれる人がいない。そしてそのままミスが素通りしてしまう。こうしたミスが、プロジェクトの障害の1つとなって、進行を遅らせていきます。

 また、得意分野が異なっている2人がペアになれば、作業も分担できます。A→Bという2つの作業を続けて行う場合、Aが得意な人がAの作業をやり、Bが得意な人がBの作業をやるという、非常にシンプルでありながら、しかし非常に強力なコラボレーション作業が生まれます。

 さらに良いのは、教育機会にもなるということ。先輩が後輩を教えるとき、「こうやりなさい」と教えるだけではなかなか伝わらない。山本五十六の「やってみせ 言って聞かせて させて見せ ほめてやらねば 人は動かじ」という言葉があるとおり、まずは「やってみせ」。2人で作業というのは、この「やってみせ」の絶好のチャンスでもあるわけです。

 最近はパソコンでの作業が増え、仕事がどんどんパーソナル化してしまっています。これはいい面もありますが、しかし、仕事がどんどん1人のものになって、その結果、効率も悪く、ミスも起こり、ノウハウが共有されにくい職場になっています。1人でパソコンに向かい合うのではなく、チームメンバーと一緒に仕事をやることで、効率もあがり、ミスも減り、そしてノウハウの共有を通じて人が育つことにより、さらにプロジェクトが進みやすくなるというメリットがあるのです。

 以上、3つのポイント、速いパスを出す、締め切りをやぶる、2人で仕事をするということを行うことで、複数のプロジェクトを円滑に進めることができるのです。

(小山 龍介=松竹新規事業プロデューサー)


こうした余裕は重要。

短期的な視野ではなく、中長期的に見ると大きな差が出る。例えば、よい(多様な)やり方を見る(見せる)ことができることによって、教育機会ができるというのは特に重要だろう。

これに対して、社会全体としてみた場合、余裕をなくする二つの要因がある。基本的には金融グローバル化が根底にあるのだが、一つは人件費削減(人員削減や非正規雇用の増大など)であり、もう一つは投資家の力の増大によって短期的な業績が求められること。いずれも中長期の視野に立った行為を妨げる傾向がある。そこでは組織も「スリム」で「無駄がない」ことが求められがちである。

しかし、そうした風潮に対して、私は次のように言う。

リダンダントであること(冗長性)は、「無駄である」こととは同じではない。


最近、「無駄づかい」に拘っているので、政治とは別の角度から一つの事例を挙げてみたのだが、行政や政治が最低限の生活保障に関わることをやっているということに鑑みれば、こうした冗長性はむしろ必要なことであるということは容易に理解されるはずである。(安全性に関わることほど、冗長性をある程度確保することの重要性は増す。医療の現場や土木建築の工事だってそうだろう。これらの領域のことを、すべてにおいてギリギリの状態でやる、というのは危険すぎる。)

無駄遣い論(「無駄遣いをやめろ」を前面に出した主張)の多くは――そのバリエーションとしての「付け替え論」、例えば、「道路工事を減らして福祉に回せ」も――この点で原理的な誤りを犯しているケースが極めて多いということは知っておくべきだろう。

そして、こうした冗長性を確保するにはパイがある程度大きい方が適しているということも重要である。(上の例で言えば、人が多くないと一つの仕事を2人で分けて持つというやり方はやりにくい。)このことは、私が国民純負担率よりも国民負担率を重視することの妥当性を支持する理由の一つでもある。
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by zarathustra1883 | 2008-02-15 22:42 | 政治ニュース
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