ブログ「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。気になるニュースや雑感・着想のメモ等(エントリーへのリンク付きTBかエキサイトブログのみTB可です。)
by zarathustra1883
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
カテゴリ
全体
政治ニュース
経済・財政
軍事・防衛
今日のひとこと
日記
思想
歴史・歴史学
世界情勢・外交
イラン
朝鮮半島
中国
社会
福祉
未分類
以前の記事
2010年 06月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
最新のトラックバック
貧富の差が拡大、ドイツ国..
from 専門家や海外ジャーナリストの..
私のお金、誰の人件費??
from muse-9
チベット自治区 ダライラ..
from みつけたネタ
海上自衛隊の給油量、80..
from ☆今日の時事問題☆彡時事問題..
お友達内閣
from アドベンチャーゲーム
安倍総理の通信簿 その2
from 平太郎独白録 親愛なるアッテ..
リンク
フォロー中のブログ
検索
タグ
(48)
(40)
(39)
(31)
(29)
(26)
(25)
(23)
(22)
(21)
(19)
(19)
(19)
(18)
(18)
(14)
(11)
(9)
(8)
(7)
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


17年で781万円

道路財源でマッサージチェア23台 国交省が職員娯楽用
2008年02月05日17時35分

 道路特定財源を主な原資とする道路整備特別会計から、国土交通省が89~06年度に職員の娯楽用としてマッサージチェアやカラオケセット、スポーツ用具などの購入費を781万円支出していたことが5日、わかった。同省は1月25日、同会計から職員のレクリエーション費への支出をやめる考えを表明したが、道路建設以外に多額の税金が使われていたことは、道路特定財源のあり方をめぐる今後の議論に影響しそうだ。

 民主党の浅尾慶一郎参院議員が資料要求し、同省が回答した。

 それによると、89~02年度に関東、北陸、中部、近畿、中国の出先機関がマッサージチェア計23台を449万円で、97年には関東の出先機関がカラオケセットを97万円でそれぞれ購入。ソフトボール用グラブやサッカーボール、テニスラケットなどのスポーツ用具、トロフィーや将棋盤、碁盤なども、03~06年度に計234万円分購入したという。

 また、05年3月、同省が地方の出先機関に「レクリエーション用具の購入について」と題した事務連絡を行っていたことも判明。その中では「レクリエーション用具購入に不適切な例もあった」と指摘し、マージャン卓やマッサージ器、ゴルフ練習用具などは「社会通念上、不健全で国民から誤解や批判を招く」と購入を禁じる一方、多くの職員が利用できるスポーツ用具は容認していた。

 ただ、同省は、テニスコートなどのスポーツ施設については「国有財産台帳に記録がなく、造営年月日、金額は不明」と回答。道路整備特別会計から職員のレクリエーションのための支出はさらに多額の可能性もある。


目的外使用は明らかに問題だ。しかし、もし、数百万円が5兆円をどう使うかを決めてしまうとすれば、それはおかしいだろう。

財源として幾ら必要かという問題と、その財源の使い方(不正使用を防止する方法)の問題はひとまず切り分ける必要がある。少なくとも、現在どの党派に肩入れすべきかという話を離れて、第三者の立場から見れば、こうした見方になるだろう。

財源がどうあるべきかという話としては、不要か必要かの基準を明確にした上で必要額を算定し、そこから逆算して税率を決めるべきである。そうした基準を明確化することが重要なのに、こうしたやり方で税率が決まっていくとすれば、それはおかしい。

ちなみに、この事例では17年間で781万円である。多額と言えば多額だが、思いやり予算や無料ガソリンスタンドやBMDの予算と比べれば、話にならんほど小さいわけだ。一年間で米軍に6500億円も支援している事の方がはるかに問題だろう。もし、これが17年続いたら11兆円になる。つまり、約14の開きがある。

話題性はレクリエーション費の方が大きいかもしれないが、金額は全く違う。ところが、話題性が大きい方が問題の意味や金額も大きく評価される。こうした報道が20年間、半ば計画的というか意図的に流されてきたことが、今の世論を大きくネオリベの側に傾かせてきた一つの要因である。

レクリエーション費への流用(?)については批判されるべきではあるが、その際の問題は、使ったことを責めることではなく、どうしたらそのようなことが起きないようにできるか、である。

私は長年(というほどでもないが)この種の議論をウォッチしているが、まともな解決策を考えようとするヤツは1000人に一人もいないんじゃないだろうか?まぁ、とにかくそのくらい少ない。だから、私は――公務員に対しておかしいと思うのは当然としても――公務員を非難している側の人間に対しても大いに不信の目を持っている。解決させる気なんて、ないんだろう?

ちなみに、余談だが、単純に官庁を非難するだけの輩は、省庁の行動原理についての理解も異様に浅いのも特徴だ。彼らによると霞ヶ関の官庁は、何をする際にも「権益を守るため」、あるいは、それと通じてるけど「天下り先を確保するため」に行動しているかのようだ。完全にステレオタイプになっているワケだが、実際にはそんな単純なものではない。不完全ながらも、彼らの頭の中(発想の仕方や考え方)を垣間見ようと思えば方法はあるのに、それをしないで決め付けている議論が多すぎて話にならんわけだ。


それから、書く暇がなかったから、ついでにここに書いておくと、道路財源について、余った財源の一般財源化というのは、ご都合主義的過ぎて説得力がない。一般財源化する前の状態から考えると一定の合理性があるように見えるが、一般財源化が終わった時点になったものと想像して制度をみてみれば、一般財源になった分の金額を徴収する理由が全く見当たらないからだ。

これでは単に税金を取りやすいところから取るというだけだろう。やるなら、道路財源を減らしてから別の税を上げるべきだ。それは当然、所得税か法人税だ。あるいは道路財源の多くを地方の財源とするという意味では、個人住民税か法人住民税でも良い。但し、後者(地方税)の場合は、累進課税に余り向かない性質があるから、やはり国税で累進課税すればいい。所得税と法人税が上がれば自動的に地方交付税も増えるから、それだけでも自動的に地方にもある程度の金が回る。
[PR]
by zarathustra1883 | 2008-02-11 00:44 | 政治ニュース
<< 橋下知事は地方自治を勉強してい... 自民党のご都合主義 >>