ブログ「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。気になるニュースや雑感・着想のメモ等(エントリーへのリンク付きTBかエキサイトブログのみTB可です。)
by zarathustra1883
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自民党を分裂させるキーワードは「人権」?

よく民主党は寄せ集めでバラバラだと言われる。しかし、実際は自民も大同小異である。ただ、政権与党の座にあるために、イデオロギーや政策の違いがあっても、利害で結びつくことができるので民主党より目立たないだけである。逆に、野党に(党内でも政党間でも)結束がないように見えるのは、利害の共通性が少ないからである。与党を倒すという点では一致できるとしても、その後の構想や政策に違いがあれば、その都度衝突してしまうのである。

そのあたりのことをよく踏まえないで民主党はバラバラと言う議論は粗雑過ぎる。つまり、確かに民主党はバラバラなのだが、実は自民党も同じだということを踏まえたうえで言うべきだということ。

とりわけ自民党の中で明確に意見が分裂するトピックの一つが「人権」であるらしい。(反自民の立場として、このことは明記すべきことだと思う。また、政界再編が起こるときにも、何らかの家教がある可能性がある。

とりわけ「保守」とされるような連中(実際は極右だろう)の感覚は、一般的な庶民の感覚からは遠くかけ離れている。そのことが次の記事から読み取れると思う。

たとえば、
「歴史的な経緯を無視して人権を一つの価値観のように扱うのは間違い」
とか
「人権という言葉が独り歩きしてはいけない」
というのは、一般的な感覚からすれば、ほとんど意味不明な言葉であろう。


人権擁護法案 自民再び火種 再提出の動きに保守派反発
2007年12月04日01時59分

 人権擁護法案の提出に向け、自民党内で推進派が本格的に動き始めた。党人権問題等調査会を2年ぶりに立ち上げ、かつて廃案になった政府案に修正を加えて来年の通常国会に提出をめざす。だが、党内の意見対立が根深い法案で、3日の初会合にも「保守派」を中心に反対論者が結集して異論を唱えた。党執行部が再提出でまとめようとすれば、党内対立の芽となることは必至の状況だ。

 安倍前首相が消極的だったこともあり、再提出に向けた動きは封印されていたが、福田政権発足で「潮目」が変わった。推進派の古賀誠選挙対策委員長、二階俊博総務会長らが党執行部に座り、党幹部の一人は「再提出できるならやってしまえばいい」。

 調査会は仕切り直しにあたり、古賀氏側近の太田誠一元総務庁長官を会長に起用。党四役や青木幹雄前参院議員会長らを顧問に迎え、3日の党本部での初会合で、ずらりとひな壇に並べた。重厚な布陣で反対派を押さえ込む狙いだった。

 だが、会合には安倍前首相に近い下村博文前官房副長官や古屋圭司衆院議員らが駆け付け、「歴史的な経緯を無視して人権を一つの価値観のように扱うのは間違い」などと主張。若手議員で作る「伝統と創造の会」会長の稲田朋美衆院議員はこう声を上げた。「総選挙に向けて一丸となっていくべき時期に、党内を二分するような議論はどうなのか」

 党執行部のかじ取りも定まっていない。調査会は年明けから週に一度のペースで会合を重ね、再提出を認めるかどうか最終判断するが、伊吹文明幹事長も会合のあいさつで「人権という言葉が独り歩きしてはいけない。しっかり研究していく必要がある」と述べるにとどめた。

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by zarathustra1883 | 2007-12-09 03:13 | 政治ニュース
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