ブログ「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。気になるニュースや雑感・着想のメモ等(エントリーへのリンク付きTBかエキサイトブログのみTB可です。)
by zarathustra1883
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最低時給法案と労働契約法案――自民党と財界の手法

灰色のベンチから のメルマガ63号より。

最低時給を1000円にすりゃ、多くの人がクビを切られるし、
1000万人以上と言われる年収200万円以下の人たちが、
軒並み約300万にアップするかと言ったら、

それは大きな間違いなんだ。
失業者がでたらめに急増するだろうし、
その受け皿として、政府のお庭番衆と化した
派遣業界が、地獄の門を開けてそいつらをまとめて
飲み込んじまうだけだ。

・・・(中略)・・・。

今回の法案には、当然ながら「ウラワザ」が存在する。
それは『労働条件及び規定の変更』ってやつだ。
最低時給が保障されるのは、あくまでも企業側が定める
一定基準の労働をした者のみ。
逆に言うと、それに満たない者は最低時給は保障されないんだ。

つまり、
・技術が低い
・挨拶が低い
・就労時間が短い 
なにか理由があれば、新法案の限りではないってこと。

・・・(中略)・・・。

その答えは、最低時給法案とセット売りにされた、
『労働契約法案』
にある。。

その名のとおり労働者と企業側が、
就労の条件を締結する際の法案だ。
今回こいつが改正された。どう変わったのか。。

それは企業側に、
「労働者の承諾無く、労働規則を変更することが出来る」
って項目が追加されたんだ。

・・・(中略)・・・。

まずは労働契約法の特徴を生かし、労働者に承諾を得ず、
一方的に就労条件を変えちまうんだ。
上で書いた極論の様に、労働時間を7時間59分で区切るとかね。
そうすると最低時給法案が生きてくる。
「企業側の規定に達している者は全て最低時給を保障する」
逆に言えば、それに満たない者は保障されない。
実に都合の良いコンビ法案だ。

ルールを会社側が無断で一方的に変更出来る。


これらの法案の件は、灰色のベンチを読んでいなければ気付かずスルーしてしまうところだった話。この件は、メインブログでのエントリーにまとめたかったが、時間がなかった。

法案にも目を通して、法案に対する批判記事を書きたいところだ。

【追記】

新聞報道の事例を追記する。

改正最低賃金法が成立 ワーキングプア解消狙う
2007年11月28日15時29分

 最低賃金の引き上げを図る最低賃金法改正案と労働契約の基本ルールを定めた労働契約法案が、28日午前の参院本会議で賛成多数で可決、成立した。民主党は当初、両案に対案をぶつけて対決姿勢を強めていたが、衆院で与党との修正協議を経て、賛成に転じていた。

 改正最低賃金法は、生活保護以下の収入しか得られないワーキングプアの解消を目指し、最低賃金を決める際、「生活保護に係る施策との整合性に配慮する」ことを明記。修正協議で「労働者が健康で文化的な最低限度の生活を営むことができるよう」との文言も加わった。最低賃金未満で働かせた企業への罰則も、労働者1人あたり「2万円以下」から「50万円以下」に引き上げる。

 労働契約法は、採用や解雇などのルールを明確にし、労働者個人と企業との紛争を抑えることを狙う。修正協議では、非正社員の待遇を改善するため、労働契約を「就業の実態に応じて均衡を考慮しつつ締結する」との原則も加えられた。

 また、職場での介助犬受け入れを義務化する身体障害者補助犬法改正案と、介護の質の向上を目指す社会福祉士・介護福祉士法改正案も可決、成立した。


世間一般ではリベラルと思われている(ために、安倍晋三などの一部の右翼勢力からは目の敵にされている)朝日新聞の記事でもこんな具合だ。(なお、実際には、朝日は経済政策ではネオリベに対して二面的に対応している。一方では批判的で他方では推奨している。このうち、推奨が主であり、批判はパッチワークであって二次的である。ここ数年はずっとそういう傾向である。)

「灰色のベンチ」を読んでなかったら私も騙されていたところだ。

労働法制というのがどれほど「恐ろしいもの」かということを人々は良く知るべきだろう。ワーキングプアも派遣労働者やパートタイマーの増加も法律が後押ししてきたんだからな。
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by zarathustra1883 | 2007-12-02 00:59 | 政治ニュース
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