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「集団自決」における「日本軍の強制」について
「日本軍による強制」というとき、「組織としての日本軍が公式に発した命令」とは「強制があった」とする側の人間は必ずしも言っていない。「集団自決の軍による強制」を否定しようとする者は、それを示す証拠がないと言っている。それはそうなのだろう。しかし、それは「軍の命令・強制」がなかったことを意味しない。歴史修正主義者は、ここの意味をわかっていない(というより、わかりたくない)のだろう。
たとえば、ある企業が某官庁に、何らかの案件について許可の申請を行ったとする。しかし、それについて十分明確な規定はなく、判断は微妙な問題だったとしよう。その際、窓口となった下っ端役人によって申請が受理されなかったとする。それは「行政による申請拒否(不受理)」と言うことができる。仮に、その下っ端役人に上司から文書での指示がなかったとしても、外(企業側)から見たらそうなるはずだ。少なくとも、上記のように「言うことができない」とは言えない。 修正主義に反対する多くの人々が言っているのは、「軍による強制」はまさに上の例における「行政による申請拒否(不受理)」のことであろう。そして、そうした「下っ端役人」から「事実上の強制(社会学的に「強制」と言い得る行為)」をされたという証言は一つや二つではないはずだ。 そうだとすれば、いたずらに表現を弱める必要はない、というのが私の考えである。両方の記述を比較しているブログが幾つかあったが、それを見る限り、検定前の表現の方が妥当である。
by zarathustra1883
| 2007-10-14 15:13
| 歴史・歴史学
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