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「B層」論を有効な分析にするために(草稿)
結論から。
「B層」を「IQ」や「(批判的に)自分の頭で考える力(知性)」などによってカテゴライズするのではなく、「主として何によって政治に関する情報・知識を得ているか」という観点に着目して分類・考察するべきである。そうすれば、分析は有効なものになるだろう。 私がこの言葉を使って分析するとしたら、「主としてテレビ(+ラジオ?)によって政治に関する情報・知識を得ている社会層」と規定するだろう。その上で、「他の媒体にも目を通すとしても、政治は関心の中心にはない(積極的に政治についての情報を得るための活動はほとんどしない)」というのは一つの指標となると思う。 もっと厳密に論文に仕上げるなら、1日あたりにテレビを視聴する時間の長さや新聞・雑誌等を読む頻度や恒常的に接触するこれらの媒体の数(何種類の雑誌を読んでいるか)といったことなどを調査項目に入れてアンケート調査(無作為抽出によって母集団を選定)などをして分析し、相関関係を洗い出した上で、有意な結果が出たところで線引きをするなどの操作が必要だろうが、一般庶民にはそこまですることはできないから、そこまでは要求しない。 いずれにせよ、能力のような「潜性」によって規定すると分析は必ず失敗する。扇動を目的とする文章で使うならば、そうした規定の仕方の方が馴染むだろうが、世論の状況などを分析する際に「B層」という言葉を使うならば、うまくいかないだろう。 本格的なエントリーとしてあげるためには、小泉政権時代にこのタームが政権内で用いられた経緯やその使われ方(実用上および語用論的な)などについての分析も必要になる。今回はそこまでするヒマも気も湧かないので、とりあえず、骨子だけの草稿をアップしておくことにする。
by zarathustra1883
| 2007-10-14 15:08
| 思想
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