ブログ「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。気になるニュースや雑感・着想のメモ等(エントリーへのリンク付きTBかエキサイトブログのみTB可です。)
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自民党の参院選総括から今後を考える

参院選敗因は「危機管理能力の欠如」 自民が総括案
2007年08月22日23時14分

 自民党は22日、参院選敗北を受けて設置した総括委員会(委員長・谷津義男選挙対策総局長)を党本部で開き、総括案をまとめた。年金記録問題と「政治とカネ」、閣僚の不規則発言の「逆風三点セット」について、内閣と与党の「危機管理能力が欠如」していたと明記している。24日に党内手続きをしたうえで、安倍首相に提出する。

 総括案では、都市部と地方との地域間格差が広がっている中で、「成長を実感に!」というキャッチフレーズが地方の有権者の意識と大きな隔たりがあったことを指摘。「国民との乖離(かいり)が起こっているのが投票行動に映った」とも盛り込む。市町村合併による保守系議員の減少に伴い、地方組織が弱体化したことにも触れている。

 この日の会合では「危機管理能力」に関する記述について、「さらに深掘りすべきだ」との意見も出たという。また、首相の責任については「『内閣と党において危機管理能力がかなり欠如している』と記すことで訴えている」(谷津氏)としている。


いまさらながら一言、この問題にコメントしておくことにする。

私はこの総括案事態を読んだわけではないが、報道されている限りの情報から判断して、次のように考えている。

まず、国家主義のイデオロギーを強引かつ性急に実現しようとする強行採決の連続という要因を忘却させようとする狙いがあるのではないか。

これは相対的な無関心層に対して決定打にはならなかったが、ある程度の関心を持っている人々にとっては、これらの要素が決定的だったし、そうした人々が否定的態度に転じたことや、無関心層にも「なんとなく騒がしい、何かおかしいらしい」という形で作用したと想像する。その意味で、自民党の敗因になったと言える。

参院で民主党が第一党になったことで、今後は、こうした運営は事実上困難になるわけだが、この強行採決の連続という手法に対する自民党としての総括がないということは、今後、政治状況が変われば、また同じことをやりかねない、ということでもあることは明記しておきたい。

政治制度・議会制度やそれらの運用規則の問題として、こうした強行採決の連発に対して歯止めが必要ではないだろうか。これが何はさておき思うところである。


ほかに、「成長を実感に」というキャッチフレーズが民意とずれがあるというのは正しい。そのことはメインブログでも書いた。これは地方への所得再配分をそれなりにやっていくという方向に自民党の政策を(少なくとも、ポーズとしては)シフトさせるはずであり、評価できることではある。

しかし、ここで注意しなければいけないのは、ナチス・ドイツの例を見てもわかるように、地方や貧しい者への社会的セーフティネットを構築するということと、軍国主義や国家主義は矛盾するどころか、むしろ親和性が高いということである。

自民党や安倍が国家主義のイデオロギーや、軍国主義の否定である「戦後レジーム」を否定するという志向を捨てない限り、このセーフティネット重視の政策は、リベラリストや左派にとっては裏目に出る可能性がある。

その意味で、自民党や安倍政権が経済左派の政策を採用すればするほど、政治右派の論理を実行させないための方策や批判が重要になってくるということは肝に銘じておきたい。

実際、この後の改造安倍内閣は「政策実行内閣」だそうだ。端的に言って、この表現は目的を隠すためのものである。改憲も教育も方向性は間違ってもいないし否定されてもいないと言い張っているのだから。つまりは、政策実行内閣とは「戦後レジームから脱却して美しい国を作る政策を実行する内閣」ということなのだ。何も変わっていないのだ。

不祥事のパターンまで同じだ。(爆)

安倍内閣も佐田大臣は速攻で切ったのである。別にエンタケ大臣を切ったことも、安倍内閣が「しっかり反省した」からとはいえない。付け加えれば、エンタケの首を切ったのは、首相たる安倍晋三ではなく、麻生幹事長と与謝野官房長官だというのだから、安倍晋三本人は全くというほど考えは改まっていない。
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by zarathustra1883 | 2007-09-04 23:11 | 政治ニュース
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