ブログ「ツァラトゥストラはこう言っている?」の姉妹編。気になるニュースや雑感・着想のメモ等(エントリーへのリンク付きTBかエキサイトブログのみTB可です。)
by zarathustra1883
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年金記録問題に見る自民党の隠蔽体質、そして官僚について

本当に「消えた」年金があるようだ。

年金問題:政府「氏名不詳」記録の存在認める 件数答えず

 政府は17日に閣議決定した政府答弁書で、社会保険庁がコンピューター管理している厚生年金記録の中に、氏名が空欄になっている記録があることを認めた。安倍晋三首相は、基礎年金番号に未統合の宙に浮く5000万件の記録について「最後の一人まですべてチェックし、まじめに保険料を払った方々に正しく年金を支払う」と明言しているが、氏名不詳の記録がある以上、払い主にたどりつけないことも想定される。

 また、記録の統合完了時期についても「具体的な終了時期をお答えすることは困難」と回答。未統合記録の持ち主を推定する「照合」は政府方針通り来年3月までに終えたとしても、その先の記録統合を終える時期を明確にしていない。

 長妻昭衆院議員(民主)の質問主意書に答えた。答弁書では「氏名が収録されていない記録が存在することは承知している」と認めたうえで、「本人の生年月日や職歴などを確認することで、統合を行うことができたものもある」と強調した。ただ、その件数は明らかにしておらず、氏名不詳の記録件数も「統合作業を行う中で把握する」と答えるにとどめた。

 長妻氏は「氏名の空欄を発見できないコンピューターシステムの設計はあり得ない。本来ならば国会の質疑で明らかにすべき話で、肝心な話はお茶を濁している」と批判している。【坂口裕彦】

毎日新聞 2007年7月17日 22時31分


政府(厚生労働省)と与党(自民党、公明党)の隠蔽体質がここでも出ているし、安倍首相が年金問題について発言してきたことの多くがウソだってこともよくわかる。

本気で解決しようと思っているなら、その件数がどのくらいあり、解決するための手段としてどのようなやり方が考えられるのかという道筋を示せるはずだ。それをしないのはやる気がないのだろう。

特に自民党は一人ひとりの生活を守ろうなどとは少しも思っていない。それは「アルツハイマーの人でも分かる」とか「人権メタボリック症候群になる」とか「女性は産む機械」といった一連の発言を見ても分かるだろう。これらの発言は単なる失言というよりは、自民党の政治家達の本音を多かれ少なかれ反映していると見るべきである。

情報の隠蔽については、自民党の隠蔽体質は簡単には直らないと思っている。自民党というのは政策によって結びついている人々ではなく、「与党であること」によって結びついている政治家集団だからである。「本当のこと」が広く知られると彼らにとっては都合が悪いから決して出そうとしない。

しかし、官僚に関しては隠蔽体質は常にあるとしても、自民党よりは改善の可能性があると思っている。なぜならば、彼らは選挙で選ばれた人間ではないからである。選挙で選ばれた人間でないからこそ、党派的な利害を超えて情報公開することができる余地がある。自分の省庁に都合の悪い情報を出したとしても、官僚本人にとっては、それによって失職するわけでもないからである。身分保障の重要性はこうしたところにもある。

情報公開を促進する法律さえあれば、官僚はある程度までそれに従わざるをえない。隠そうとするにしても政治家ほど酷い隠し方はできない。質問主意書に対する回答も官僚が作るのだろうが、国会での自民党議員の答弁よりは質問主意書への回答の方がまだ多少はマシなものが多いのではないかと思っている。それは政治家と官僚の違いが多少なりとも反映している面があるのではないか、と思うのだ。

今の日本において、官僚や行政は叩くべき対象ではない。問題点を明らかにした上で改善・更生させるべきものである。私が「安易な官僚批判」をここ数年、意図的に控えるようになった理由はここにある。

その意味から見ても、社保庁解体は完全に間違った政策である。こうした事例が他にも出てこれば、官僚はますます保身のために情報を隠蔽するようになるだろう。まるで自民党のように。
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by zarathustra1883 | 2007-07-22 01:33 | 政治ニュース
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